試験・会議前やバス・電車内での腹痛に苦しむ人だけが過敏性腸症候群ではなかった

僕は元々お腹が弱い方で、たびたび腹痛に悩まされてきました。かれこれ10年以上になります。ずっと病院には行ってなかったのですが、昨年の12月頃から今年の1月にかけて毎日お腹が痛む状況が続いたため、重い腰を上げて近所のクリニックで受診してきました。

その結果、過敏性腸症候群(以下IBS)と診断されたのですが、僕自身が持っていたIBSのイメージは間違っていたんだと気付かされました。

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そもそもなぜ病院にこれまで行かなかったか

まずひとつは、腹痛がひどくなっても下痢をすれば必ず症状が治まったためです。下痢が数日続くとなれば話は別かもしれませんが、決してそんなことはなかったため、「またきたか」という感じで軽く流していました。

もうひとつは、激しい腹痛と下痢がいつ来るかある程度把握出来ていたためです。これは僕だけだと思いますが、次のようなサイクルがありました。

「耐えられる程度の軽い腹痛があって便も柔らかい状態になる(後日下痢をするまで続く)→すぐ満腹になる(すごくお腹が空いていても)→頭痛が起きる(2、3日)→眠気が強くなる(2、3日)→喉が無性に乾く→その日のうちに激しい腹痛と下痢→2週間くらいは問題なし→先頭に戻る」

いつもこんな感じだったので、病気なんかじゃなくて単純にこういう体質なんだなと自分を納得させていました。

IBSを疑ってはいたけれど

長年同じようなお腹の症状に悩んでいたため、もしかしたらIBSかもしれないという疑いが自分の中でありました。

しかし、「こんな経験があるならIBSかもしれません」というようなチェックリストを見てみると、だいたい次のようなものがよく挙げられているのですが……

  • 通勤途中の電車で急にお腹が痛くなってトイレに駆け込む
  • 試験の前にお腹が痛くなって集中出来ない
  • 大事な会議を控えているとお腹が痛くなる
  • 外出中に急にお腹が痛くなってトイレに駆け込む
  • 突然の腹痛が怖くて外出がおっくうになる
  • 何日も排便がなく、出たとしてもコロコロとした硬い便しかでない

僕はこういった経験が全くなかったんですよ。

また、IBSの人のブログやネット掲示板(2chやyahoo知恵袋)も覗いてみたのですが、僕なんかよりずっと症状が重くて大変そうな人ばかりでした。

毎食後に必ず下痢になってしまう方や通勤・通学で公共交通機関に乗ることに強いプレッシャーを感じている方、ひきこもりがちになってしまった方やIBSが原因で仕事をやめざるを得なかった方など、色んな方がいました。

そういった方々の書き込む内容を見て、ますます僕の場合は病気じゃなくて体質なんだという思いが強くなったのです。

でもIBSだった

最初に書いたように腹痛が長く続いたためクリニックに行ったところ、IBSという診断が下りました。問診や触診、便の検査を経ての診断でした。

こちらの疑問も親切に答えてくれる先生だったので「公共交通機関に乗っている時に突然お腹が痛くなったり、緊張してお腹が痛くなったりするわけではないのですが、IBSでもそういうことはあるんですか?」と質問。

すると「確かにそのようなことを訴える患者さんもいますが、それだけがIBSというわけではないですよ」というような返答をしていただけました。

帰宅後に調べてみたところ、RomeⅢという診断基準の存在を知りました。確かにこの基準だと僕の場合もIBSだと診断されそうだなと思いました。素人考えですが。

元々は僕自身の調べ方が悪かったのでしょうが、電車やバスの中で、あるいは試験や会議の前にお腹が痛くなる人だけがIBSだと勘違いしてしまっていたのです。

素直に病院で診てもらいましょう

当たり前すぎる結論になってしまいましたが、お腹の不調が続くのであれば病院やクリニックで診てもらうのが一番です。この記事を読んでいるのはおそらくIBSを疑っている方だと思うので、気軽に受診してみることをおすすめします。

僕はフェロベリン(頓服)・セレキノン・ビオスリーという薬を処方されたのですが、1ヶ月近く経って幾分良くなったように感じます。

診断結果がIBSでもそうでなくても、きっと良い方向に進むと思いますよ!

この記事を書いた人

エヌジマ

エヌジマ

三十路の唐変木。学校など特定の社会的状況で話せなくなる場面緘黙(ばめんかんもく)を過去に経験。現在も雑談は大の苦手で、時に緘黙の症状が出ることも。このブログでは自分の日常や「紹介したい!」と思ったものを中心にいろいろ書いています。