腹痛時に気を失う?それは「血管迷走神経反射性失神」かもしれませんよ。

お腹を壊して下痢になった時に気持ち悪くなって気を失った経験はありませんか?僕は過去何回かお手洗いの中で失神したことがあります。その時に「この症状は何だ?」と思って調べたところ”血管迷走神経反射性失神”というものの存在を知ったのです。

僕が気を失った時の状況

今までに気を失ってしまったのは全てお腹を壊していた時のことでした。腹痛に苦しんでいると体に異変が生じ始めたのです。

まず、なんだか気持ち悪くなってきました。お腹が痛い時に軽い吐き気を伴うことは珍しいことではなく気にしていなかったのですが、いつもと様子が違います。だんだんと吐き気が強くなってきたのです。

それだけではありません。続いて急に寒気がしたと思いきや血の気がサーッと引き、動悸がしたと同時に変な汗がツーッと流れてきたのです。

「あっ、これはやばい!」と思った時にはもうどうしようもありませんでした。

突然目の前が真っ暗になって倒れ込んでしまったのです。その後しばらく意識を失ったまま起き上がることが出来ず、気付いた時には10分ほど経過していました。

これが初めてお腹が痛くて気を失ったときの状況なのですが、その後何回か全く同じ流れで失神してしまうということがあったのです。

血管迷走神経反射性失神とは

お腹が痛いときにだけ気を失ったため「この症状は何だ?」と疑問に思い調べてみたところ、思いあたるものがひとつヒットしました。それが”血管迷走神経反射性失神”です。

どんなものか以下に簡単にまとめてみました。

主な症状

そもそも”血管迷走神経反射性失神”は、様々な種類がある失神の中でも最も起こりやすい失神のひとつだと言われているようです。

で、その症状ですが、まず失神の数十秒から数分前に前兆が見られます。具体的には顔面蒼白、発汗、吐き気、腹部不快感などの自律神経症状が起きます。

その後失神が起きるのですが、前兆がなく気を失ったり、前兆だけで気を失わない場合もあるようです。僕自身も失神の手前で落ち着いたことがあります。

原因

“血管迷走神経反射性失神”の誘因となりうる主なものは、長時間の立位・過労・激しい運動・脱水・空腹・痛み・採血・恐怖・人混みなどがあります。

僕は腹痛によって失神が起こったのですが、実に様々なものが”血管迷走神経反射性失神”を引き起こしうるんですね。

このような精神的・肉体的ストレスや環境要因によって自律神経系に失調をきたすため、顔面蒼白等の症状が起こったり失神に至ったりしてしまうのです。

対策・予防法

一番良いのは失神を誘発させうる状況を避けることかもしれませんが、なかなかそうはいきません。そこで、失神の前兆症状に襲われた場合や実際に失神してしまった時にどうすれば良いか調べてみました。

あくまで”血管迷走神経反射性失神”の場合なので注意してください。

まず、顔面蒼白や吐き気等の前兆症状が襲ってきた場合には、横向きに寝ころがったりしゃがんだりするのが最も良いそうです。しかし、ちょっと汚い話になってしまいますが、お手洗いでまだ拭いていない状況だとそれは難しいですよね。

そういう場合には、手を握って力をいれたり、両手を組んで引っ張りあったり、足に力をいれたりすることで失神を回避出来る可能性があります。

続いて実際に失神してしまった場合ですが、その際には仰向けになって安静にすることが最も良いそうです。前兆の段階で寝ころがったりしゃがんだり出来ていれば、実際に気を失いそうになっても仰向けに横になるだけで早い回復が期待出来るというわけですね。

そして、これまたちょっと汚い話になってしまいますが、まだ拭いていない状況だと横になるのは抵抗がありますよね。しかし、便座に座ったまま気を失うと、バランスを崩して変な頭の打ち方をするなど、思わぬ怪我につながる可能性もあります。

どうしても失神が避けられない時は、腹をくくって素直に横になってしまった方が安全かもしれません。

おわりに

さて、今回は”血管迷走神経反射性失神”について紹介してきました。繰り返しになってしまいますが、この記事で書いているのはあくまで”血管迷走神経反射性失神の場合”なのでご注意ください。

失神には脳血管や心臓等によるものがあり、怖い病気が隠れている可能性があるため、一番は病院で診てもらうことです。特に頻繁に失神が起きてしまう方などは医者の診察を受けることをおすすめします。

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