【緘黙】ディズニーシーのタートル・トークは当てられる不安で楽しめない

先日、ネットニュースを見ていたところ、5月12日から東京ディズニーシーのアトラクション「タートル・トーク」がリニューアルされた記事を見かけました。

今回のリニューアルにより、昨年公開された映画「ファインディング・ドリー」のキャラクターが新たに登場するようになったみたいです。

僕はリニューアル前に1回だけ複数人で「タートル・トーク」に入ったことがあるのですが、常に不安感に苛まれ、心から楽しむことができなかったのを思い出しました。

「タートル・トーク」をご存じない方もいるかもしれないので、Youtubeからイントロダクション動画を。


*公式にアップロードされたものであり、埋め込みコードの利用も許可されていたため、載せています。

アトラクション名にもあるように、ウミガメのクラッシュというキャラクターに指名されると話ができます。そのやり取りの面白さが人気アトラクションたらしめる要因のひとつとなっているわけですが、僕にとってはかなりのプレッシャーでした。

確かに、昔に比べて場面緘黙の症状は和らぎ、問いかけへの返答は問題なくできるようになりました。しかし、完治(というものはあるのだろうか)したわけではなく、今でも状況によっては「喋れない」という症状が出てしまうことがあります。

その状況というのが、人が多くてガヤガヤしている状況だったりします。「タートル・トーク」もその状況に当てはまります。そして当然のことながら、話すことが求められます。アトラクションが成立しませんからね。

1回返答できないくらいならば、クラッシュがうまく笑いにしてくれるのかもしれませんが、僕は一旦「喋れないモード」に入ってしまうとそこからの脱却が非常に困難なタイプ。放送事故ならぬアトラクション事故を引き起こしかねません。

小さな子供なら「あっ、緊張してるのかな?恥ずかしがり屋さんなのかな?」と思ってもらえるかもしれませんが、僕なんかだと「うわっ、いい大人が……」と白い目で見られてしまうであろうことは想像に難くありません。

そんな僕自身の心のダメージはともかく、何よりも他のお客さんたちに非常に申し訳ないのです。「タートル・トーク」を楽しみにディズニーシーにやってきた人もいるかもしれません。当てられるのを期待していた人もいるかもしれません。

そんな人達を失望させてしまう。それが何より恐ろしく、アトラクション中は「当てられたらどうしよう」という不安にとりつかれ、心の底から楽しむことができなかったのです。

考え過ぎかもしれませんし、実際に当てられたとして、問題なく喋れたのかもしれません。

しかし、過去に自分の意思とは関係なく「喋れないモード」のスイッチが入ってしまうのを幾度となく経験しているため、どうしても不安は拭えないのです。

心から「タートル・トーク」を楽しめるような未来、そんな夢が現実となる日がいつか来るのでしょうか。

あとがき: 思い付きで「だだーっ」と書いたこともあり、誰得な記事となってしまった感は否めませんが、いち当事者の持つ感覚として何らかの参考になれば幸いです。