場面緘黙の人は夢の中だと自由に喋れているのでしょうか

ふと思った……というのは嘘でかなり前から思っていたことがあります。

緘黙当事者・経験者の方って寝ている時に見る夢の中では喋っているのでしょうか。

夢の中と一口に言っても、普段から喋れる状況(例えば家の中など)の場面では喋れる人は多そうですが、そうでない学校などの場面が夢に出てきたとして、その中にいる自分は喋れているのでしょうか。

このような疑問を抱く人はほとんどいなさそうですが、興味ある人向けに僕の場合はどうなのか書きたいと思います。

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普通に喋れる夢を見るか、あるいは喋れない夢を見るか。

結論から言ってしまえば、僕の場合はどちらの夢も見たことがあります。

しかし、思い返してみれば時期によって喋れている夢を見るか喋れていない夢を見るかの違いがありました。

どういうことかというと、実生活で緘黙の症状が和らぐ前と和らいだ後で見る夢の傾向が変わった、ということです。

・症状が和らぐ前

就学前に見た夢の記憶はもうないので分かりませんが、小学生から大学に入学する前までは喋れない夢をよく見ていました。

当時は毎日のように学校にいる夢を見ていたのですが、その夢の中でさえ自在に喋ることはできていませんでした。

話しかけられたとしても現実と同じように首振りで返事したり、「うん」「ううん」などの単語で返事したりしていました。

そして、喋れないことを強く責められる夢を見て泣きながら起きる、なんてことも度々ありました。

小中学校の時は実生活でも同級生に責められることがあったのでまだマシでしたが、そうではなかった高校の同級生からも責められる夢を見た時は精神的にかなりきつかったです。

・症状が和らいだ後

大学入学以降は比較的喋れる夢を多く見るようになりました。喋れるといっても、実生活と同じ程度しか喋れませんけどね。家の中と同じようには喋れる、なんてことはありません。そのような夢は一度も見たことがないです。

ちなみに、大学に入ってから現在に至るまで小中高校が場面の夢はよく見ています。

それらの同級生が夢に出てくると、当時では考えられなかったような会話ができていて不思議だなと感じます。不思議、というか夢の中で自分自身感動しています。嬉しいどころか幸せだなという感情があります。

もっとも、起きた直後のガッカリ感もすごいのですが……。

こう書いてくると今でも幸せな夢ばかり見ているかのようですが、そんなことはありません。

未だに学校で喋れなくて責められる夢を見ることがあります。もうすぐ30代に突入しようかというのに泣きながら起きることも。もしかしたら死ぬまでこうなのかもしれません。

以上、夢の中だと喋れているかどうかについて書いてみました。僕の場合は、実生活で喋れる度合いが夢の中にも反映されているような感じでした。