文部科学省の「キッズワンダープロジェクト」は大人でも楽しめるほど高クオリティ

こんな面白いコンテンツがあったとは…。文部科学省が提供するコンテンツに「キッズワンダープロジェクト」というものがあるのですが、これがなかなか凝っており、楽しみながら学ぶことが出来ます。これを知らないのはもったいない!ということで、まだ知らない方向けに記事にしてみました。

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はじめに

まず、キッズワンダープロジェクトそのものについて紹介したいと思います。

キッズワンダープロジェクトは、文部科学省が提供する子ども向けWeb学習コンテンツ。「ワンダーな世界」を探検してミッションをクリアするゲーム形式となっており、文部科学省の活動内容を紹介すると共に、子どもたちに学びのきっかけを提供することを目的としています。

初めに「深海ワンダー」が2009年5月に公開され、その反響の大きさから同年9月に「南極ワンダー」が、同じく12月に「宇宙ワンダー」が公開されたとのこと。

なんともう5年も前なんですね。たびたびメディアに取り上げられたそうなので、ご存じの方も多いかもしれませんが、僕はネットをしていてたまたま見つけることが出来ました(汗)

しかし、5年も前に作られたコンテンツなのに今でも楽しめるなんてすごい。きっとコンテンツのクオリティの高さによるものなのでしょう。

ちなみに、このコンテンツの制作には株式会社バスキュール(音が鳴るので注意)が関わっているのですが、もうこの企業のWebサイトからしてクリエイティブな香りがプンプンしてます。

さて、ここまで簡単にキッズワンダープロジェクトのことを紹介しましたが、続いて「深海ワンダー・南極ワンダー・宇宙ワンダー」それぞれにスポットを当てていきたいと思います。

なお、先ほど述べたようにこのコンテンツは「ミッションをクリアしていくゲーム形式」となっているので、あまり詳しくは説明しないようにしたいと思います。だいたいこんな感じのコンテンツだよ、ということを書いていきます。

南極ワンダー

南極ワンダーのキャプチャ

最初は、国立検地研究所の研究領域である南極をフィーチャーした南極ワンダーです。

南極ワンダーでは、Antarctica(アンタークティカ)株式会社の南極大陸観測ツアーに参加します。この観測ツアーにおいて、コウテイペンギンをモチーフにした高性能ペンギンロボットと一緒に南極観測隊の手伝いをするのがミッションです。

ペンギンかわいいよペンギン。

さて、そのミッションは5つ用意されているのですが、例えば「まよいペンギンをさがせ!」なんていうものがあります。

これはある種類のペンギンの群れに1匹だけ違う種類のペンギンが迷いこんでしまったという設定で、ヒントとして出される絵を参考に、そのペンギンを見つけだすというものです。絵からペンギンの特徴をつかむ必要があるので、子どもの観察力なんかを鍛えられそうです。

無事見つけられると「なんきょくデータカード」という南極の生物などの情報が書かれたカードをもらうことができ、知識をつけられます。また、「まよいペンギンをさがせ!」では集めたカードの枚数に応じて高い難易度に挑戦可能となるので、子どももハマりそうです。

今回は「まよいペンギンをさがせ!」を取り上げましたが、他にもパネルをめくって隕石を探す「いん石はどこからきたの?」や、ペンでオーロラを描く「オーロラをつくってみよう!?」なんてものがあり、それぞれ子どもの推理力や創造力を鍛えられそうでいい感じでした。

宇宙ワンダー

宇宙ワンダーのキャプチャ

次に紹介するのは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の研究領域である宇宙ロケットを主題とした宇宙ワンダーです。

舞台は新しいロケットプロジェクトが進行する20XX年の種子島宇宙センター。ロケットには人工知能「サテラ」が搭載されており、自らロケットをコントロールして宇宙に行くという設定です。このサテラの教育係となり、一緒に宇宙のことを勉強していくというのが宇宙ワンダーのミッションです。

サテラかわいいよサテラ。

さて、宇宙ワンダーでは初めに「衛星軌道の仕組みについて学ぶ」ミッションをこなします。

単純に話を聞くだけでなく、玩具としてのパチンコみたいなものでサテラをゴールに飛ばすゲームもあります。重力という観点から軌道について学ぶというわけですね。小さな子どもにとっては試行錯誤が必要となり、推察力なんかが鍛えられそうです。

なお、僕は最後4連続で失敗して正解を教えてもらいましたd(⌒ー⌒)b

深海ワンダー

深海ワンダーのキャプチャ

最後は、JAMSTEC(海洋研究開発機構)の研究領域である深海に着目した深海ワンダーです。個人的にはこれが一番好きかもしれません。

深海ワンダーは、潜水艦「しんかいワンダー号」に乗って人工頭脳「ジュール」と共に深海を探検するというもの。潜水艦を操縦しながら生物を見つけて写真に収め、探検報告書に記録することを目標としています。

ジュールはかわい…くないです。

さて、この深海ワンダーですが、例えるならディズニーシーのアトラクション・海底2万マイルと任天堂のゲーム・ポケモンスナップが合わさった感じでしょうか。…分かりにくかったらごめんなさい。

操縦は画面上のレバーを動かすことで可能で、レーダーに表示された生物の居場所を参考に潜水艦を移動させ、近づいたらシャッターボタンで写真を撮ります。生物との距離などで写真の出来が左右され、それに応じて「ジュール」のコメントも変わる仕組みとなっています。

僕は「…まあいいでしょう」みたいなことを言われたので、良い写真を撮ってやろうとついムキになってしまいました。

この写真を撮るというミッションは深さの異なる3地点(たしか3地点)で行われるのですが、それぞれ制限時間が設定されています。そのためなのかは分かりませんが、1回の探検で探検報告書を埋めることは出来ません。このあたり上手いなあと思います。収集欲が刺激されて繰り返しやりたくなりますもんね。

また、探検の最後には「4つのシルエットから1つ選択し、ペンでオリジナルの深海生物を描いてみよう!」という子どもの発想力・創造力を育めそうなものまで出てきたので、思わず「素敵!抱いて!」とは言わないまでも、やられたなあと感心せざるを得ませんでした。

おわりに

さて、今回は文部科学省の提供するWebコンテンツ「キッズワンダープロジェクト」を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

小さなお子さんをお持ちの方はもちろんですが、そうでない大人の方も楽しめるのでおススメです。興味を持った方は、以下のリンクからお好きな「ワンダーな世界」をぜひ体験してみてください!

*閲覧環境によっては、正しく表示されませんのでご注意ください。

キッズワンダープロジェクト | 文部科学省

この記事を書いた人

エヌジマ

エヌジマ

三十路の唐変木。学校など特定の社会的状況で話せなくなる場面緘黙(ばめんかんもく)を過去に経験。現在も雑談は大の苦手で、時に緘黙の症状が出ることも。このブログでは自分の日常や「紹介したい!」と思ったものを中心にいろいろ書いています。