ヒゲの医療脱毛に飽き足らず、顔のシミ取りレーザー治療にまで手を出したエヌジマです。
滅茶苦茶シミが気になるってほどでもなかったのですが、ちょうど通っているクリニックのポイントが溜まっていたこともあり、5月末にレーザー治療を試すことにしたというわけです。
この記事ではレーザー照射当日のクリニックにおける流れや、その後の経過について画像を交えながら紹介していきたいと思います。
ちなみに照射前のシミはこんな感じでした。
電話でカウンセリングの予約を取った
僕が通っているクリニックではWeb予約も可能なのですが、なるべく近い日に予約を取りたかったことや、結局折り返しの確認電話が来るなどの理由により、はじめから電話をかけました。
電話がつながり「顔のシミ取りレーザーのカウンセリングを受けたい」ということをコールセンターの人に伝えました。
あとはコールセンターの人が「希望日時・当日施術希望の有無・シミの場所・シミの大きさ」などを尋ねてきたので、それに答えつつカウンセリングの日時を決定しました。
なお、シミ取りレーザーの当日施術を希望したところ、「医師が実際にシミをチェックし、シミ取りレーザーではなく他の施術の方が好ましいと判断した場合はそちらをおすすめする可能性がある」とのことでした。
それはそうだよねって感じですし、当然ながら当日断ることもできるので了承しました。
可能であれば翌日にでも予約を取りたかったのですが、ヒゲ脱毛の方で3週間前に照射をしていたため、1ヶ月は間隔をあけなければならないということで、1週間後の予約となりました。
照射当日の流れ
来たる予約日、迷うことなくクリニックに到着するも、これがなかなか落ち着かない。ヒゲ脱毛で通っている場所とは分かれており、あちらはメンズ脱毛や薄毛治療がメインで男性客がほとんどなのですが、こちらはそうではありません。
とはいえ、大まかな流れとしては「受付→問診票記入→カウンセリング→施術」とヒゲ脱毛の時と変わらないので、流れに身を任せるだけです。
初めに書いておくと、当日は10時20分頃クリニックに到着し、12時50分過ぎにレーザー照射が終了しました。
カウンセリング
問診票を提出してから20分ほど待ち(平日なのに混雑していた)、カウンセラーさんに呼ばれ個室に通されました。「○番の方」と呼ばれるので、本名を他人に聞かれることはありません。
カウンセリングではシミ取り治療の種類について説明を受けました。僕が希望するピンポイントでのシミ取りレーザーの他に、顔全体にレーザーを月1ペースで5-6回照射するフォトRFなる治療法もあるとのこと。
また、施術をした場合の注意点についても説明されました。シミ取りレーザーも1回で完全に消えると保証するものではないこと、照射後に色素沈着が起きる可能性があること、色素沈着が起きても数ヶ月経てば落ち着くこと、などリスク面も含めた話をされました。
そういった点はあらかじめクリニックのホームページで確認していたので織り込み済み。承知の上で照射を希望しています。
ここでのカウンセリングは15分弱で終了。次はどの治療法が適切かを医師に診てもらいます。
医師による診察
カウンセリング後に待合室に戻って待つこと25分。診察室に案内されました。
そこに座っていたのは男性医師。おっちゃん先生を目にし、女性ばかりの空間で感じていた居心地の悪さも薄らぎました。
シミを見てもらったところ、希望通りのピンポイントでのシミ取りレーザーで良いだろうとのこと。大きさを計ってもらったところ10mmでした。
ここでも色素沈着の恐れや日焼け予防の大切さ、完全に消すには複数回照射しなければならない可能性があると説明を受けました。
そういったリスクを軽減するためには、トラネキサム酸などの内服を併用すると良いとのこと。
また、シミ治療に関連して「白玉注射」や「イオン導入」も勧められました。勧誘といえば勧誘なのですが、無理強いする感じは全くありませんでした。
こういった診察は5分ほどで終わり、見積もり作成へと移りました。
見積もり確認~お会計
待合室で待つこと20分弱。再びカウンセリングをおこなった個室へと案内されました。
部屋では完成した見積もりを見せられました。
「診察時の話に出た施術を全て載せているので高額の見積もりとなっているが気にしないでください」とカウンセラーさん。
一つひとつの施術について、改めてどういった内容なのか説明を受けます。
しかし、いくら説明を受けたところで「よっしゃ!全部やったろ!!」とか言えるお金持ちではありません。いや、仮にお金があったとしても想定外の提案は一旦持ち帰りますけどね。本当に必要なのか冷静に考えたいタイプなのです。
それはさておき、カウンセラーさんにはシミ取りレーザーだけをやりたいと伝えました。
こんな長々と言わなくても「今回はシミ取りレーザーだけでお願いします」とハッキリ伝えてしまえばそれまでです。
この見積もりはあくまで提案であり、無理強いされているものではないですからね。カウンセラーさんからの説明も勧誘と言えば勧誘ですが、断りにくい雰囲気は全く感じませんでした。
というか、そもそもシミ取りレーザーの施術そのものを断っても何ら問題ありませんからね。なぜならこれは単なるカウンセリングですから。もし迷うなら一旦保留にして家でじっくり考え、やりたいと思ったならば予約を取ればいいだけなのです。
ちょっと話が逸れましたが、最終的に僕は
- シミレーザー スペクトラ 10mm以下 処置
- 麻酔 麻酔テープ(1枚)
という施術の契約をし、合計金額は8,235円となりました。
ちなみに麻酔テープについては、
なんて思ってカウンセラーさんに聞いたところ、湘南美容外科におけるヒゲ脱毛の痛みよりも強いとのことだったので使うことにしました。
そしてそのまま個室内でお会計。
当日の施術を希望していたので何時に可能なのか確認してもらったところ、12時30分からできるとのことだったので待合室で少し待機します。
シミ取りレーザーの照射
時間になり照射室へ案内されます。ここでは看護師さんが対応してくれました。
まず何方向からかシミのある部位の写真を撮られ、麻酔テープを貼られました。そのまま5-10分ほど待機。
その待機中の写真がこちら。
看護師さんが戻ってきて照射が始まるのかと思ったら「今医師が来るのでもう少しお待ちください」とのこと。
ヒゲ脱毛の照射は看護師さんがやっているのでそれと同じかと思ったら、医師が照射してくれるみたいです。で、登場したのがさっき診察してくれた男性医師。
さっそく照射が始まります。
はじめに1発、2発ほど打ち、痛みの確認。「大丈夫そう?」と聞かれたので「はい、麻酔が効いているのでそこまで痛くありません」と返答。
それからはシミの部位にバンバン連続して照射していきます。ヒゲ脱毛に比べるとだいぶハイペース。麻酔が効いているとはいえ、連続で照射されるとなかなか痛いです。
これは個人的な感覚ですが、ヒゲ脱毛時のレーザーだと皮膚の表面に痛みを感じるのに対し、シミ取りレーザーは皮膚のもっと奥の方まで痛みを感じました。
僕は思いました。麻酔テープを断らなくて本当に良かった、と。
ヒゲ脱毛のレーザー照射の痛みは輪ゴムを弾いた感じと表現され、それはそれで痛いのですが、シミ取りレーザーの痛みはもっと鈍く鋭いものだと(麻酔をしながらも)感じました。麻酔が無ければ涙が出ていたことでしょう。
さて、照射自体は1-2分程度で終わりました。1か所のみで大きさも直径1cm程度なのでこんなもんでしょう。
照射後はアイスノンで冷却し、その後看護師さんに茶色いテープを貼ってもらい、さらに軟膏を塗ってもらいました。
この時に注意事項の説明がありました。
- 7日間はテープを剥がさないようにする(剥がれたら予備のテープを貼る)
- 7日間は朝夜に軟膏を塗る
- UVケアを怠ってはいけない
- シャワーや入浴は今日からOK
- 洗顔はこすらないようにすれば今日からOK
- 化粧水・乳液・日焼け止めは今日からOK
- 施術部のマッサージは3ヶ月NG
最後に軟膏や予備のテープを渡されて終了。お会計も済んでいるのでそのままクリニックを後にします。
なお、当初はラーメンでも食べて帰ろうかとのんきに考えていましたが、麻酔が切れてかなり痛みが出てきたので断念。1時間程度で落ち着いたものの、なかなかの痛みでしたね……。
シミ取りレーザー照射後の経過
ここからは照射部の変化を紹介していきます。
照射後1時間
帰宅してすぐ撮った写真がこちら。
テープ越しにシミが黒ずんでいるのが分かりますね。照射前よりも色が濃くなっていますが、シミ取りレーザーはこういうものです。
そうそう、内服薬は断ったので自分で市販のハイチオールCプラスを買って飲むことにしました。
照射翌日
表面がテカテカしているのは軟膏を塗った直後だからです。1日しか経っていないので変化はありません。
照射4日後
かすかに色が薄らいできたでしょうか。
また、ちょっと分かりにくいのですが、寝ている間にテープがずれてシミの上部が剝き出しになってしまいました。
そこで、予備のテープを使います。
このテープを切り、シミの上部に貼り付けました。
照射6日後
テープが勝手に剥がれてしまいました。まだかさぶたはついていません。
剥がれた部分のシミはこんな感じ。7日後にはかさぶたが取れる人もいるそうですが、僕の場合はまだ先が長そうです。
照射7日後
レーザーを照射してから1週間。特に変わりはありません。
照射14日後
レーザーを照射してから2週間が経過。自然とテープが剥がれるのを待っているのですが、なかなか剥がれません。
2週間もたっているので自分で剥がしても良さそうですが、あえて放っておくことにしました。
照射20日後
照射20日後にしてついにテープが勝手に剥がれました。テープを確認すると黒いものがついています。この時を待っていたのです。
シミ本体はこんな感じ。かさぶたが取れた箇所は薄ピンク色をしています。紫外線に弱い状態なので日焼け止めによるケアは欠かせません。
シミの下側はまだ茶色いかさぶたが残っているのでもう一息って感じですね。
照射22日後
照射後3週間と1日がたってだいぶ綺麗になりました!
照射33日後
今回最後の写真は照射後1ヶ月ちょっと経ったときのもの。もはやここに直径1cmのシミがあったなんて分かりませんね。
おわりに
以上、僕のシミ取りレーザー体験談でした。
シミ取りレーザーの口コミや情報を探している方の参考になれば幸いです!