シミ取りレーザー後に使う日焼け止めを僕はこう選びました

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先日、30代男性の湘南美容外科におけるシミ取りレーザー体験記(経過画像あり)という記事を書きました。

本日はレーザー照射後のアフターケア、その中でも日焼け止めについて僕自身がどう選んだかを書いていきます。

医師から絶対にUVケアを怠らないよう言われた

レーザー照射前の診察、そして照射直後にも言われたのがUVケアの徹底です。僕が治療を受けた湘南美容外科だけではなく、多数のクリニックでUVケアの大切さがうたわれています。

UVケアが大切な理由として、担当医師は色素沈着を避けるためと説明しました。レーザー照射後の肌は軽いやけどをしたようになっており、摩擦による刺激に弱く、紫外線によるダメージを受けやすい状態にあるとのことでした。

そうした刺激やダメージによって照射後の肌の炎症が長引くと色素沈着を起こしやすくなるそうで、施術同意前にあった医師の話では約3割程度の人に起きるとのことでした。

その炎症後色素沈着を未然に防ぐための手段のひとつとして、UVケア、具体的には日焼け止めの使用を徹底するべきだというわけです。目安の期間についてはクリニックや医師によって異なるかと思われますが、僕は3ヶ月間の徹底を言われました。

※炎症後色素沈着を未然に防ぐ他の手段としては「メラニンの過剰生成を防ぐ」というものがあり、これはまた別の記事にしたいと思います。

日焼け止めには大別して2種類ある

出不精な僕は日焼け止めを持っていなかったのですが、窓のある部屋にいるだけで紫外線を浴びているなんてことを聞いたこともあったので、さっそく購入することにしました。

エヌジマ
でもどんなものを買えばいいのか分からない……

そこで日焼け止めについて調べてみると、使用されている紫外線防止剤には「紫外線吸収剤」と「紫外線反射剤」の2種類があると分かりました。

日本化粧品工業連合会のサイトでは、それぞれ次のように説明がされていました。

紫外線吸収剤」は、吸収剤そのものが紫外線を吸収し、肌への紫外線の影響を防ぎます。

紫外線散乱剤」は、主に粉体で、肌表面に受ける紫外線を乱反射させて、肌への紫外線の影響を防ぎます。

https://www.jcia.org/user/public/knowledge/glossary/prevent-uv
エヌジマ
なるほど、よく分からん……

そこでさらに調べてみると、それぞれのメリット・デメリットが分かりました。

メリットデメリット
紫外線吸収剤透明で白浮きしない
さらさらして伸びがいい
汗で崩れにくい
敏感肌には刺激になることも
紫外線散乱剤肌への刺激が少ない白浮きしやすい
汗で崩れやすい

これらはあくまで傾向であり、最近の日焼け止め商品のサイトを見てみると、紫外線吸収剤でも肌への刺激を最小限に抑えるようにしていたり、紫外線散乱剤でも白浮きしにくいようにしていたり、メーカーの努力がうかがえます。

さらには吸収剤と散乱剤の両方を使用した商品も開発されていました。

エヌジマ
それはそれで選択肢が多くなり商品選びに悩むことになるのですが……

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを考えたけれど

上記のメリットやデメリットを踏まえつつ、まず考えたのが紫外線吸収剤不使用(ノンケミカルとも言うらしい)の日焼け止めです。レーザー照射後ということで肌が敏感になっているため、刺激が少なそうな方がいいと思ったからです。

さっそく通販サイトや口コミサイトなどで紫外線吸収剤が使われていない日焼け止め、つまり紫外線散乱剤だけが使われている日焼け止めを探しました。

様々なノンケミカルの日焼け止めの口コミをチェックしてみたのですが、「汗で崩れやすい・白浮きしやすい」というデメリット面に関する書き込みが目につきました。

紫外線吸収剤フリーでも数千円する高価な日焼け止めなら白浮きが気にならないかもしれませんが、もし白浮きしてしまった場合、その数千円もの出費は無駄になります。

エヌジマ
女性ならば化粧で白浮きをカバーできたとしても、男性の僕には難しそう……。

また、レーザーを照射したのが5月末というこれから暑くなっていく時期であり、かつ僕自身が汗っかきなため、汗で崩れやすい特徴はやはり致命的っぽい。塗り直せばいいのですが、何度も何度も塗り直すのは面倒くさいです。

それに医師には「日焼け止めを使うこと」とは言われたものの「紫外線吸収剤フリーな日焼け止めを使うこと」とまでは言われていないため、ノンケミカルという点にはこだわらないことにしました。

なお、それまで僕が候補にあげていた紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは次の2つでした。

特に前者の「NOV」は皮膚科に置いているのを見たことがあったので「良い品質なんだろうな」と思っていました。

ドラッグストアで手軽に買える日焼け止めで十分だった

そんなこんなで日焼け止めを探し始めてから5日が経ちました。(何をしているのか)

レーザー照射後、とりわけ1週間ほど経ってかさぶたが剥がれてからUVケアが大切になる、と様々なクリニックのサイトに書いてあったので焦り出しました。

エヌジマ
とにかく早く何か買わなきゃ……

相も変わらず日焼け止めの口コミをいろいろチェックしていたのですが、結局のところ使い心地や満足度は使う人にも依存するところがあるだろうという考えに行きつき、とりあえず何か買ってみてダメなら別のを試すことにしました。

そして購入したのがコチラの商品。

ビオレUVアクアリッチの実物写真

ビオレUVアクアリッチです。

この日焼け止めを選んだ大きな理由は、そこらへんのドラッグストアや通販サイトで容易に購入でき、商品がリニューアルされたばかり(購入日時点)だった点にありました。値段も高くありません。

紫外線防止剤や様々なレビューをチェックしまくっていたのが嘘のような単純さですね。

もちろん、ビオレUVアクアリッチの商品説明にはちゃんと目を通していて、次の点に魅力を感じました。

  • ミクロレベルの隙間まで塗りムラを防げる(←大雑把な僕でも大丈夫そう)
  • ウォータープルーフなのに石鹸で落とせる(←クレンジング持っていないからありがたい)
  • ニキビができにくい製品設計(ノンコメドジェニックテスト済み*1)

*1 全ての方にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。

実際に3ヶ月近く使っていますが、塗り心地はさらっとしていて伸びがよく、肝心の日焼けも防いでくれています。

変に調べまくって時間を浪費するのではなく、はじめからこれを買っておけばよかったです。

ビオレ UV アクアリッチ ウォータリーエッセンス(50g) [日焼け止め]

どの日焼け止めにしようか決め手に欠いて購入できていないのであれば、とりあえず何らかの日焼け止めを使って合わなければ別のを試してみる、というのも良いかと思います。

なんたって目的は「一番良い日焼け止めを探すこと」ではなく「シミ取り後の肌のUVケアを行うこと」ですからね。


▼記事を読んだついでに日焼け止めを探すなら