僕はバルクオム(BULK HOMME)の泡立てネット(洗顔ネット)を購入してから2年以上使い続けています。
なぜ長く使っているのかというと、自分の手で泡立てるのがド下手な僕でも広告写真のような泡を作れるからです。
660円と手に入れやすい価格ながら、お値段以上の価値を感じられる当製品。
より多くの人に知ってもらいたいなと思い、レビュー記事を書くことにしました。
- おすすめの泡立てネットを探している方
- 自分の手で泡立てるのが不得意な方
- たっぷりの泡で肌に優しい洗顔・洗身をしたい方
- バルクオムの泡立てネットに関する口コミや評判を探している方
こういった方々に向け、バルクオムの泡立てネットについて、実物画像を交えながら使用感などを書いていきたいと思います。
結論から言うと、誰でも簡単に短時間で泡立てられるのはもちろん、洗顔料の節約にもつながるといった点で、非常におすすめできるアイテムです。
※本記事は2019年5月9日に投稿された記事ですが、2021年8月1日に一部文章の加筆修正を実施しました。
バルクオムの泡立てネットの概要
本記事で紹介する泡立てネットの基本情報として、スペック表ならぬ仕様表みたいなものを作成し、買える場所についても掲載しました。
仕様表
製品名 | THE BUBBLE NET |
---|---|
ブランド | BULK HOMME(バルク オム) |
税込価格 | 660円 |
素材 | ポリエチレン、ポリエステル、ウレタン |
サイズ | 幅180mm×高さ260mm ※ネット部分のみの高さは約205mm |
重量 | 18g |
生産国 | 日本 |
公式サイト | https://bulk.co.jp/ |
補足 | 「ネット部分のみの高さ」と「重量」の値は筆者が自宅で計測したものです。参考程度にご覧ください。 |
以上、仕様表でした。
ちなみに、バルクオムというブランドは「メンズスキンケア」に特化したブランドで、洗顔料・化粧水・乳液などの商品も展開しています。
売ってる場所
バルクオムの泡立てネットを売ってる場所の例は以下の通りです。
- 「Amazon・楽天市場・Yahooショッピング」などの通販サイト
- 「イオン・ロフト・東急ハンズ・ドンキホーテ」などの量販店
- 「ヨドバシカメラ・ビックカメラ」などの家電量販店
- 「マツモトキヨシ・サンドラッグ・ココカラファイン」などのドラッグストア
名前を挙げたショップはあくまで例であり、これら以外のショップで取り扱われていない、というわけではありません。
なお、上記ショップの全店舗で取り扱われているわけでもないため、在庫の確認も含めて店舗に直接確認するのが確実です。
……と言っても問い合わせるのは面倒なので、通販サイトで購入するのが楽だと思います。
バルクオムの泡立てネットの使い方
ここからは実際に泡立てネットを使用している様子を書いていきます。
まず、泡立てネットのパッケージがこちら。
(2021年8月1日追記:現在は環境配慮の点からプラスチックケースではなく紙製ケースも混在しているようです)
届いた泡立てネットをケースから取り出してみます。
大きさがイメージしやすいよう、隣に千円札を置いてみました。
具体的な数値として、ケースには「約180mm×260mm」と記載がありました。
泡立てネットにしては大きめなのかな……と思ったら、この商品は洗顔料だけでなくボディウォッシュの使用も想定しているとのこと。なるほど納得。
ブランド名が書かれたタグ部分を下に、逆さに持ってみました。ネットの構造はこんな感じになっています。
さて、撮影場所を洗面台へと移します。
泡立てネットを初めて使う場合も安心。ケースに使い方が記載されていました。
まず泡立てネットを濡らし、適量の洗顔料を取ります。
適量ってどのくらい?という疑問が生じるかもしれません。
僕は使用している洗顔フォームの容器に「1cm程度」と書かれていたのでそれに従ってみました。
泡立てネットに洗顔料を取ったら、あとは空気を含ませるようにネットを揉んだりこすったりしながら泡を作っていきます。
泡立て方のイメージとしては、円を描くような、左右の手に持ったシンバルをこすり合わせるような感じで泡立てていきます。
コツは初めからネット全体を使うのではなく、まず洗顔料を付けた所を中心に狭い範囲だけで泡立て、様子を見ながら少しずつ外へ広げていくことです。
20秒ほどネットを揉んだところ、結構な量の泡ができました。
20秒と言葉で聞くと「案外長いな……」と思われるかもしれませんが、実際に泡立てているとあっという間な感覚です。
そのため、泡立てに関しては全く苦痛も面倒臭さもありません。(そもそも自分の手で泡立てる時も同じくらいの時間がかかる気がしますしね)
さて、泡立てが終わったらネットから泡を取って洗顔に移りましょう……とここで疑問が。
「どうやってネットから泡を取る?」
どうするのが正解か分からない(そもそも正解はあるのか)ものの、僕は次の画像のようにして泡を取っています。
画像左側に写っているブランドタグとネットの境目あたりを左手で握り、右手を使って左から右へと絞り上げるように泡を取ります。
はい、こんな感じにきめ細やかでフワフワとした泡を作ることに成功しました。
「これだよこれ、泡立てネットに求めていたのはこれだよ」って感じの泡。洗顔フォームの広告でよく見るタイプの泡。自分の手だけでは作るのが不可能なんじゃないかと思えた泡。
そんな泡が僕でも作れたのです。何も考えずネットを20秒こすり合わせていただけで作れたのです。感動もの。
そんな泡を顔に乗せてみたのが次の画像です。
泡のフワフワ感が半端ない。
正しい洗顔の仕方を調べてみると、肌をこすらず優しく泡で包み込むように洗うみたいに言われていますよね。
「ああ、こういうことなんだ」って思いましたね。
泡立てネットの使用により、摩擦による刺激を肌に与えず洗顔できました。
そして顔にこれだけの量の泡(実のところ必要以上)を乗せたのに……
使える泡がまだまだ残っています。
この経験から2回目以降は、使う洗顔料の量を半分程度に減らしてみました。
もちろんトータルの泡の量は減るものの、洗顔するには十分な量の泡を作れています。
さて、洗顔が終わったらネットを洗い流して終了です。
以上、バルクオムの泡立てネットの使い方でした。
バルクオムの泡立てネットの口コミと僕の感想
Amazonのレビューページだけでも5,400件以上の評価が付いている中で、メリット・デメリットに関するレビュー内容をピックアップし、僕自身はどう感じたかを書いていきます。
それに加え、購入に悩んでいる方が気になりそうな点についても書いていきます。
簡単に多くの濃密な泡が作れる
この「泡立ちの良さ」についての書き込みは非常に目立ちました。
本記事でも書いてきたように、僕自身もこの点には完全に同意です。本当にモコモコした泡を大量に作ることができます。
そういった泡を簡単に力を必要とすることなく作れるのがバルクオムの泡立てネットの良さだと思います。
洗顔料を節約できる
この「洗顔料の消費量が減り、結果的に洗顔料の節約につながる」といった書き込みもよく見られました。
これは僕自身も実感しています。
例として、当ブログでも紹介した「資生堂メンのフェイスクレンザー」という洗顔料を取り上げたいと思います。
この洗顔料は130g入りで2,750円。メーカー推奨の1回量は1g。1日2回洗顔するとしたら2か月ちょっとで使い切る計算です。
僕にとって2ヶ月で2,750円は少しキツいのですが、泡立てネットを使えば洗顔料が半分の量で済むため、4か月程度もたせることができます。
視覚的に理解しやすいよう表を作ってみました。ひと月を30日とし、1日2回洗顔する場合を想定しています。
洗顔料の量/回 | 洗顔料代/回 | 洗顔料代/日 | 洗顔料代/月 | |
---|---|---|---|---|
泡立てネット使用 | 0.5cm・0.5g | 約10.58円 | 約21.15円 | 約634.62円 |
泡立てネット不使用 | 1cm・1g | 約21.15円 | 約42.31円 | 約1,269.23円 |
ざっくり計算ではありますが、泡立てネットの使用が洗顔料の節約、そしてお金の節約にもつながるのが伝わるかと思います。
なお、本記事内の画像は資生堂メンの洗顔料を使った時のものですが、数百円で買えるパーフェクトホイップやロゼット洗顔パスタでも同様に多くの泡を作れました。
値段の差はあれど1回量を減らせるのは共通しているため、洗顔料代の節約につながるのは変わらず、泡立てネットによるお得感を享受できます。
洗顔が楽しくなる
この書き込みもよく見られました。これまた僕は同意見です。
先述したように「どんどん手の中で泡立っていく感覚」が面白いんですよね。
そして、できあがった泡で洗顔するのも「少し贅沢をしているような感覚」になって楽しいのです。
僕は自分の手だけで泡立てるのが苦手なため、泡立てネットを使い始める前は洗顔という行為が億劫だったのですが、今ではそういった感覚も無くなってしまいました。
使った後が面倒?
ここからはマイナスな内容のレビューも紹介していきます。
これはバルクオムの泡立てネットに限ったことではないのですが、「毎回洗って乾かすのが面倒」という書き込みが時おり目に入ります。
しかし、泡立てネットに限らず、使ったものを洗って乾かすのは特別なことではありませんよね。フェイスタオル、バスタオル、洋服や食器なんかもそうです。
泡立てネットは洗剤を使う必要がないので、むしろラクな方ではないでしょうか。
ブランドタグ部分が輪っか状でフックにかけられるため、風通しの悪くない場所に吊るして乾かしています。
「タグ部分がすぐ切れてしまった」という書き込みもありましたが、僕は今のところ平気です。
仮にタグが切れてしまったとしても、ネット上部の網目を少しカットして自分で用意した紐を通す、なんて対処ができそうです。
サイズが大きすぎる?
上の画像で分かる通り、手のひらサイズを超えていて大きいです。洗顔フォームだけでなくボディソープの使用も考えられているため大きめになっています。
僕はあまり気にならなかったのですが、大きすぎて扱いにくいと思う方がいるのも分かります。
ただ、「大きく感じるけど、この大きさだから泡立てやすくて良い」とのコメントや、大きすぎるとしながらもトータルの満足感で5つ星が付けられていた例もありました。
耐久性は?
ここからは購入に悩んでいる方が気になりそうな点について触れていきます。
まず耐久性については、ネットが4層構造になっているためか、触ってみると非常にしっかりした作りになっているのを感じられます。
僕は2年以上毎日使っていますが、破れることなく使えています。Amazonのレビューページには5年近く使っても平気だという方もいました。
買い替える必要あり?
定期的な買い替えについては、メーカー(ブランド)は「3ヶ月くらい」を目安としています。
しかし、同時に「破れるまで使用できる」とも述べています。
そのため「気分的に買い替えながら使っていきたい」と考える方以外は、特に定期的な買い替えは必要ないかと思います。
なお、泡立ちの良さについては、やはり新品状態が一番良く感じます。長く使っていると新品状態より泡立ちにくくなるのは確かです。
とはいえ、少し上の方でも載せたこの画像は「2年以上使い続けた泡立てネットによる泡」なので、泡立ちが悪くなったわけではないです。
現時点では泡立ちに問題を感じていないため、まだまだ買い替えずに使っていきます。
抗菌仕様なの?衛生面の心配は?
ブランドサイトや各通販サイトには、抗菌・抗カビ仕様である旨は特に記載されていませんでした。
そこで大切になるのが、ネットに付いた泡を落としてしっかり乾燥させることです。
ブランド側も「洗浄剤や水分が残ったまま放置するとカビの原因になりうる」と注意喚起しています。
こう聞くと扱いにくく感じるかもしれませんが、僕は次のことだけをしています。
- 使用後に水やお湯で泡を流す
- 泡立てネットを握ったり振ったりして軽く水気を切る
- 泡立てネットをフックにかけて吊り下げておく
これだけです。一連の流れは20秒程度で終わります。他に特別な手入れは何もしていません。
使用環境によるので一概には言えませんが、2年以上経っても僕のネットに異変は生じていません。見た目の異変もありませんし、異臭もしていません。
ただ、より衛生面に気を使いたい方の場合は、除菌スプレーなどを時々使うのもアリだと思います。その方が精神衛生的にも良いかもしれません。
バルクオムの泡立てネットのレビューまとめ
本記事では、バルクオムの「泡立てネット(THE BUBBLE NET)」について紹介してみました。
ここまで書いてきたように、バルクオムの泡立てネットを使い始めたことで次のようなメリットを享受できました。
- 手先が不器用でも簡単にたくさんの濃密な泡を作れる
- 肌をこすらない優しい洗顔・洗身ができる
- 1回量が少なくて済むため洗顔料や洗顔料代を節約できる
泡立てネットの値段は660円でしたが、それ以上の価値を2年以上使い続ける中で感じてきました。もはや僕の生活に欠かせないマストアイテムとなっています。
自分自身で使うのはもちろん、プレゼントにも良さそうな当製品。ぜひチェックしてみてください。