この記事では、soilの珪藻土バスマット「soil BATH MAT wave(ソイル バスマット ウェーブ)」について使用感やメンテナンス方法などを書いています。
口コミや評判、レビュー記事を探している方の参考になれば幸いです。
アスベストの混入や含有のない珪藻土バスマット
この項は、2020年12月23日に追記したものとなります。
先日、他社の珪藻土バスマットをはじめとする珪藻土商品にアスベストが含まれていたことが判明し、該当商品の自主回収を行う旨が報道されました。
本記事で紹介している珪藻土バスマットは、今回問題となった当該企業の商品ではないものの、読者の方が不安になるかもしれないと思い、soilのウェブサイトを確認してみました。
すると、どうやら先述のニュース報道をうけ、soilにも数件の問い合わせがあったようで、それに答えるような形で次の記載がされていました。(※URLへのリンク付与は当ブログにて実施)
弊社の珪藻土製品は、「日本珪藻土日用雑貨製造協会」https://nihonkeisodo.jp/の厳しい検査基準に適合しており、アスベストの混入や含有は一切ございません。
また、日本では、2006年(平成18年)の厚生労働省の通達以降、全面禁止となっていますので、アスベスト入った製品は、日本製で無い可能性が高いと思われます。https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/sekimen/hourei/dl/hou07-281c.pdf
どうか、この機に、安心安全な日本製珪藻土商品をお使い下さい。
カインズ、バスマットなど29万点回収 珪藻土製品、アスベスト含有」の報道について – soil
僕自身も今回の報道を受けて少し不安になりましたが、soilのウェブサイトにあった上記記載を見て安心しました。
以上、2020年12月23日の追記分でした。
次の項からは、僕が珪藻土バスマットを購入するに至った理由やお手入れ方法について話が進んでいきます。
珪藻土バスマットを購入した理由
珪藻土バスマットの存在を知るまで、僕はずっと次の画像のようなタイプのバスマットを使い続けていました。
このありふれたタイプのバスタオルに対し、次に挙げるような2つのネガティブな印象を持っていたため、珪藻土バスマットの購入に踏み切りました。
バスマットの「じめじめした感じ」が嫌だから
当時、抗菌性に優れ、水分を素早く吸収・乾燥し、洗濯の耐久性も高いという謳い文句に惹かれて購入したバスマット。
使用感はそこそこ満足出来るものだったのですが、どうしても気になる点がありました。
そう、じめじめ感です。梅雨の時期など、雨続きの日は特に不快感が強まりました。
抗菌性に優れているとはいっても、バスマットがじめじめしていると「雑菌がいっぱい増殖していそう……」なんてことを考えてしまうんですよね。湿ったバスマットを踏む感覚もなんだか嫌なものがあります。
これは実家に暮らしていたときの方がより頻繁に感じていたかもしれません。一番最後にお風呂に入るとバスマットが確実に湿っているんですよね。当たり前ではあるものの、なんか嫌な感じがするのも正直なところでした。
バスマットを洗濯するのが面倒くさいから
じめじめ感が嫌ならばバスマットを毎日洗濯すれば良いではないか、と思われるかもしれません。ごもっともです。
ただ、一人暮らしの場合だと毎日洗濯するというのはなかなか面倒なものがあります。そもそも洗濯物があまり溜まらないので週に2-3回、もしかしたら1回にまとめて洗濯するという方も珍しくないかもしれません。
バスマットを数枚用意して毎日取り替えてまとめて洗濯すれば良い、というのもこれまたごもっともなのですが、気分的にバスマットは他の衣類と一緒に洗いたくありません。
たいして汚れていないでしょうし、そんなこと気にしていたら家事はやってられないよ、と叱られそうですが、なんだか嫌なのです。
バスマットに限らず、トイレマットやキッチンマットを身に着けるものと一緒に洗うことに抵抗があります。
soilの珪藻土バスマットを使ってみた感想
じめじめ感や洗濯の面倒くささから解放されるためにゲットしたのが、soilというブランドのバスマットシリーズのひとつ、「BATH MAT wave」です。
8,800円(税抜)という結構なお値段に若干のためらいはあったものの購入。これが大正解でした。
このバスマットは珪藻土(けいそうど)から作られているのですが、抜群の吸水力なんですよ。初めてお風呂上がりに乗ったときは本当に驚きました。足に付いた水分が吸いこまれていく感覚が分かるんですよ。感動ものでしたね。
soilのバスマットは6年経った今でもまだまだ現役です↓
実寸は幅28×奥行500×高さ9.5mmで重さは1.1kgです。
まったくの新品だった購入当初の吸水力は失われたものの、それでもその場で少し足踏みすればちゃんと吸い取ってくれます。
後でも紹介しますが、たまに紙やすりをかけたりしてきたことで6年経過してもまだ使えています。
ただ、もし落としてしまったり、段差がある場所や下に物を挟んだ状態で使用したりすると「割れ」や「歪み」が発生することがあるので、この点には気を付ける必要があります。
ここまで言葉で説明してきましたが、動画を見た方が分かりやすいかもしれませんね。
これは「BATH MAT light」という同シリーズの別商品の動画ですが、イメージは掴めると思います。
新品だった時はまさにこんな感じに跡が消えました。
ずっと使い続けて吸水力が低下すると跡が消えるまで時間がかかるようになるものの、跡が残っていても表面はサラサラしています。その跡も次の人がお風呂に入ってあがってくる頃にはなくなっています。
今なお現役で活躍中の珪藻土バスマット。もし何らかのアクシデントで割れてしまったとしても、すぐに同じものを購入したいと思っています。そのくらい満足度の高い商品です。
※一番下には同じsoilシリーズながら少し価格の安い「GEM Sサイズ」へのリンクも載せています
珪藻土バスマットのお手入れ方法
珪藻土バスマットは洗濯する必要がありませんが、だからといって何のメンテナンスもせずに何年も使えるわけではありません。
メンテナンスといっても身構える必要はありませんよ。誰でもできる簡単な方法なので、これから買おうか悩んでいる方もご安心ください。
吸水力が低下したら紙やすりをかける
長く使い続けているとどうしても避けられないのが吸水力の低下です。
なんだか吸わなくなってきたなと感じたら紙やすりをかけることをおすすめします。これは公式でも推奨している方法です。
実際に紙やすりをかけてみた時の流れを画像で紹介していきます。
紙やすりをかける際は屋外での作業をおすすめします。(粉がたくさん出るため屋内だと掃除機をかける必要が出てくる)
使った道具は紙やすりとハサミです。ハサミは紙やすりを切るだけのためのものなので、手でちぎる場合は不要です。
ちょうど紙やすりが家になかったので100均で買ってきました。上の画像にあるように、粗目と細目が一緒に入っているものがおすすめです。
まず粗目の紙やすりを用意し……
珪藻土バスマットの足で乗る側を全体的にやすりがけします。
次に細目の紙やすりを用意し……
これまた足で乗る側を全体的にやすりがけして終了です。
やすりがけ後はバスマットに粉が残りがちなのでしっかり粉を払い落としましょう。気になるなら乾拭きするのも良いかと思います。
やすりがけは吸水力が弱まってきたのを実感してからでもいいですし、定期的に月1回とか決めてするのでもいいでしょう。
軽い汚れもやすりがけで落とすことができますよ。
カビ防止のためにできること
珪藻土バスマットは湿気が原因となってカビが生える可能性があります。
それを避けるために、定期的に風通しの良い場所で陰干しすると良いでしょう。
バスマットの形状によっては、直射日光に長時間当たる場所など、高温になる場所では反りが生じることもあるので、陰干しが無難でしょう。(※干す際は風で倒れないよう注意)
しっかり陰干しするのが面倒くさい場合、次の画像のように立てて保管しておくだけでも違うかと思います。
ずっと床に横たえておくと湿気がこもりやすくなるので気を付けましょう。
雑菌が気になる場合
雑菌への対処としては、アルコールスプレーを吹きかけると良いでしょう。これは公式にも推奨されている方法です。
おわりに
さて、今回はsoilの「BATH MAT wave」を紹介してみました。
僕自身、購入時には「バスマットに9千数百円も出すか普通?」なんて思っていたのですが、今となっては決して高い買い物ではなかったなと実感しています。本当に良い買い物でした。
さすがに9千円オーバーは高すぎると感じる方も、同じsoilのバスマットシリーズである「GEM」のSサイズは比較的安価なので、そちらをチェックしてみてはいかがでしょうか。