既に知っている人からすれば「今さら?」と思われるかもしれませんが、友人に知られることなく特定の人とだけ使う方法があると最近知りました。
今回は僕と同じようにその方法を知らなかった方向けに、特定の人以外にラインをやっていることを知られたくない場合の設定を紹介します。
※この記事は2015年4月21日に初投稿されたもので、記事内の情報は基本的に投稿日時点のものです。画面表示のデザインなど、LINEのバージョンアップによって異なったものとなっている可能性がある点はあらかじめご了承ください。
※僕は2021年7月16日現在でも当記事で紹介している設定により、知人や友人に勝手に友だち登録されることなく、特定の人とのみLINEでやりとりできています。
はじめに
これまで僕は「LINEって勝手にアドレス帳内の人を登録しちゃったり、他人から検索されて登録されちゃったりするんでしょ?」と思ってずっとLINEを避けていました。
しかし、先日どうしても特定の人とLINEのトーク機能を使いたいという状況に……。
「もう仕方ないかあ……」とダメ元でググったところ、アドレス帳内の人が自動登録されることなく、また他人から検索されることなく使う方法を発見しました。
以下、その設定方法について紹介していきます。
自動友達登録を回避する
まず、自分のアドレス帳内の人を自動で友だち登録したり、自分をアドレス帳に登録している他人に友達登録されたりしないように設定する方法です。
日本語が分かりづらくて申し訳ないですが、インストール後のユーザー登録画面(次の画像)を見てもらえると理解しやすいです。
上の2つの画像は、インストール後にユーザー登録をしていく中で現れる「友だち追加設定」というページのものです。
このように緑色になっているまま設定を完了すると、自分の電話番号を保有しているLINEユーザーに自動で友だち登録されてしまいます。つまり、LINEを始めたことがバレます。
そのため、「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」という項目のボタン(?)をいじって許可しない設定にしましょう。背景が緑色でなくなればOKです。
画像例として「友だちへの追加を許可」の項目だけ載せていますが、「友だち自動追加」の項目も許可しない設定にしてくださいね。
以上で自分のアドレス帳内の人を自動で友だち登録したり、自分をアドレス帳に登録している他人に友達登録されたりしないようにする設定は終了です。
もし後から「やっぱりアドレス帳のデータを使って登録したい/されたい」と思った時は、<設定>→<友だち>から「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」の設定を変更できます。
ID検索で表示されないようにする
続いては他人からID検索されても表示されないようにする設定です。
これはとても簡単で、インストール後のユーザー登録過程にある「年齢確認」のページで「年齢確認をしない」を選択するだけでOKです。
LINEは年齢確認(18歳以上)がされていない状況だとID検索機能が使えない仕様になっています。自分もID検索できなければ他人からもID検索されないのです。
なお、この「年齢確認」も後から<設定>→<年齢確認>で行えるので、「やっぱりID検索をしたい/されたい」となった場合はそちらからどうぞ。
また、年齢確認をした後にID検索されないようにするには、<設定>→<プライバシー管理>で「IDで友だち追加を許可」をオフにすればOKです。
以上で他人からID検索されても表示されないようにする設定については終了です。
追記(2021年7月16日)
記事の初公開から6年以上経過しましたが、現在でも当記事内にて紹介している設定により、知人に知られることなくLINEを利用することができています。
一応、LINEの設定画面のスクリーンショットも載せておきます。
(追記ここまで)
おわりに(念には念を?)
インストール直後に本記事の設定をすると、当然ながら「LINEをしたい特定の人」からもID検索による友だち登録をしてもらえなくなります。
そのため「LINEをしたい特定の人」には、招待機能やQRコード等で自分を友だち登録してもらうことになります。
これはやりすぎ感もありますが、「LINEをしたい特定の人」にQRコードを送信した場合は、友だち登録完了後に<設定>→<プライバシー管理>でQRコードの更新をするのもアリです。
※赤の他人が「LINEをしたい特定の人」の端末に表示された自分のQRコードを読み取る可能性は、ゼロではないためです。
そうそう、この記事で紹介した設定にすると「LINEをしたい特定の人」とトークのやりとりをしている限りでは、他の友人にLINEユーザーだとバレることはないだろうと思います。
しかし、「LINEをしたい特定の人」のタイムラインの公開範囲が”友だち全員”になっている場合を考えてみましょう。そこにコメントやいいね!をすると「LINEをしたい特定の人」の友だちに自分の存在を知られることになるので注意が必要です。
このように思いがけないところに落とし穴が存在している場合があるので、そういったことを踏まえた上で当記事の設定方法を試してみてくださいね。