1月7日から10日にかけて沖縄旅行をしてきました。この記事では、僕が旅行で最も楽しみにしていた”沖縄美ら海水族館”で撮った写真等を紹介したいと思います。
なお、途中ヒトデやエビ等の人によっては苦手な外見をしている生物もいるのでご注意ください。
約20年ぶりの美ら海水族館。まだ小さい頃だったのもあってほとんど記憶がありません。
ここは「イノーの生き物たち」というタッチプール。水面から出してはいけないという決まりはありますが、自由に生き物を触ることが出来ます。「イノー」とは、沖縄の方言でサンゴ礁に囲まれた浅い海のことを指すらしいです。
昔来た美ら海水族館の記憶で唯一残っているのがこの水槽。昔は何のためらいもなく触ることが出来たのですが、大人になった今はちょっと躊躇してしまいました。何か悲しい。中央にいる得体の知れない感じの生物はニセクロナマコ。その両隣にいるのはコブヒトデです。
先に進むとそこは「サンゴの海」というエリア。ここにはおよそ70種類のサンゴが展示されています。
これだけのサンゴの飼育は大変そうですが、屋根をなくして日光を直接取り込み、また水族館前にある海から海水を常に取り組むことでそれを可能にしているそうです。
水槽をじーっと見ていたら1匹の魚が近づいてきました。
バッチリカメラ目線。サービス精神旺盛ですね。
「フグ可愛いー!」と思った瞬間目を逸らされました。
魚「フグじゃなくてハリセンボンだし。」
ごめんなさい。完全にフグだと思ってました。ハリセンボンにはイガグリのような状態のイメージしかなかったんです。でもハリセンボンだってフグ目ハリセンボン科なんだからフグでも大きく間違いではな……すいませんでした。
<サンゴの海>を抜けると次は<熱帯魚の海>のエリアでした。
見え難くてすいません。
なんか見え難くてすいません(汗)
この大きな魚はメガネモチノウオ。オスの成体だと全長2mに達することもあるベラ科最大種。「ナポレオンフィッシュ」という別名も持っており、これは老成個体のコブ状の額が”ナポレオンの被った帽子”を思わせることから名づけられたとのことです。
ここでは紹介出来ませんでしたが、この<熱帯魚の海>エリアには全200種もの生物が展示されています。綺麗な色の魚もいて時間があれば長時間眺めていられそうでした。
しかし、あまり時間がなかったので次の<サンゴの部屋>というエリアへ。ここではサンゴ礁に生息する危険生物を中心とした展示が行われていました。
かなりインパクトがあるこの生物はオニヒトデ。見た目からしてとても危険な印象ですが、そのトゲに刺されると激しい痛みに襲われるとのこと。また、サンゴも捕食するためサンゴにとっても天敵なのだそうです。
まるで岩のようなこの魚はオニダルマオコゼ。背びれに猛毒があるため、岩だと思って触ってしてしまうとたいへん危険です。その毒性はハブの数十倍と言われており、刺されると死に至る可能性があるそうです。
人混みに流されてやってきたのは<サンゴ礁への旅・個水槽>というエリア。そしてこの生物はアマミイセエビです。
これはマングローブ林を再現した水槽の一部。
とても綺麗なパープル(ピンク?)の魚はハナゴイ。群れて泳ぐ姿はとても綺麗でした。
色鮮やかな魚は他にも。
しましまの魚はミスジリュウキュウスズメダイ。体の3本の黒い線がその名の由来です。ここには確かいませんでしたが、尾びれに4本目の黒い線を持つヨスジリュウキュウスズメダイという魚もいるそうです。
<熱帯魚の海>の次は<黒潮への旅・黒潮の海>エリアです。この水槽の中にジンベエザメが……!
ジンベエザメきたーーー!
想像していたのよりずっと大きかったです。
優雅に泳ぐジンベエザメ。
ジンベエザメのすれ違い。間に挟まれたい。
ジンベエザメ以外も撮ろうとパシャリ。
でもジンベエザメに注目してしまう。
ジンベエザメ以外にもたくさんの魚が泳いでいます。
でもジン(略)。3匹が同一線上にいるのに気付いて慌てて撮影したため、アングルも何もない写真になってます。
<アクアルーム>ではこの大水槽に泳ぐ魚を下から観察することが出来ます。
この先には<深海への旅>という深海生物に焦点をあてたエリアがあるのですが、時間がなくて駆け足になってしまい写真を撮ることが出来ませんでした。しかし、個人的にはジンベエザメのいる大水槽の次に興奮したエリアでした。深海ってなんかロマンを感じますよね。
ここから先は水族館の外にある海洋博公園の写真です。少ししかありませんが(汗)
こちらは<マナティー館>にいたマナティー。美ら海水族館ではホテイアオイという水草やレタス、キャベツ、白菜、カボチャ、ニンジンなどを餌として与えているようです。
ちょうど餌を食べる瞬間を撮ることが出来ました。可愛いですよね。
最後にやってきたのが<オキちゃん劇場>です。ここでやっているイルカショーの時間に合わせてやってきました。
ミナミバンドウイルカのオキちゃん。約40年もショーを続けている大ベテランだと聞いてびっくりしました。
この子はオキゴンドウのゴンちゃん。こちらも30年以上ショーを続けている大ベテランとのこと。
音楽に合わせてジャンプしてます。高い!
可愛い!
ダイナミック!体が大きいので迫力があります。
これしか写真を撮れなかったのですが、ショーは20分程度あってとても楽しめるものでした。その中で個人的にいちばん面白かったのはゴンちゃんの芸。スタッフさんが餌をあげるのですが、それを何度も飲み込まずに吐き出すのです。次々と口に放り込んでも次々と吐き出す、そのふてぶてしさがツボでした。
今回は約2時間半ほどしか滞在出来ず全てを見て回れませんでしたが、それでも非常に楽しむことが出来ました。水槽近くにある説明文なども全部読みたい派なので、時間の制限が無ければ6時間くらい滞在出来そうでした。
ジンベエザメのモニュメントに見送られて水族館を後に。
今度来る時は時間を気にせず過ごしたいです。