1月7日から10日にかけて旅してきた沖縄。今回はその3日目に行った”OKINAWAフルーツらんど”について書きたいと思います。

”OKINAWAフルーツらんど”は「フルーツゾーン・蝶ゾーン・バードゾーン」からなる全天候型亜熱帯体験施設。ほとんどのエリアが屋根付きなので雨の日でも安心です。

全体図はこんな感じです。何も知らず「物産店か何かかな?」というノリで行ったので思ったより広くて驚きました。

入口を過ぎるとこんなものが。漂うメルヘンな空気。そう、ここは亜熱帯の雰囲気を味わえる施設であるだけでなく、「トロピカル王国物語」というオリジナル絵本を体験出来る施設でもあるのです。
ちなみに、「トロピカル王国の妖精の国へ連れて行かれた王様を助けるため、王国にあるフルーツの魔法を全部覚え、また妖精の国への鍵となる4つのしるしを見つける」というのがその物語の主旨です。

園内にはこのような装置があり、スタンプラリー形式で熱帯果樹に関するクイズに答えていきます。正解すると受付でもらった用紙にスタンプが押され、全部集めると魔法陣が完成するというわけです。これがなかなか勉強になるんですよ。
あっ、これから”OKINAWAフルーツらんど”に行く予定の人もいると思うので、ここからは物語面にあまり触れないようにしますね。

園内には至るところにフルーツの木があります。これはゴレンシ。別名であるスターフルーツの方が馴染み深いかもしれません。木になっているものは初めて見たのですが、カットされる前は意外と大きいんですね。

これは確かパパイヤ。これまた木になっているのは初めて見ました。黄色くないしまだまだ食べられないんだなと思ったのですが、緑色の時は野菜として食べる習慣もあるらしいです。

園内にはこんなものも所々ありました。シーサーの雄と雌の見分け方……これは恥ずかしながら知りませんでした。

シーサーつながりで。リラックスしすぎだろと突っ込みたくなりますね。

ここはドラゴンフルーツ畑。僕が行った際は残念ながら整備中でした。季節的なものなのかな? 聞いてくればよかったです。

ドラゴンフルーツ畑の近くにあったバードゾーン。実はここに来る前に蝶ゾーンに寄ったのですが、そのメインであるオオゴマダラは見つけることが出来ませんでした。公式サイトでは7~9月をおすすめ時期としていたので季節的な理由かもしれません。
ただ、検索してみると2月に行った人でも見つけられていました。これは単純に運が悪かったのかも……。

気を取り直してバードゾーン内へ。この子↑はルリコンゴウインコ。

↑この子はアオボウシインコ。額の青色がその名前の由来とのこと。

大きなくちばしが特徴的なこの子はサンショクキムネオオハシ。くちばしに三色(オレンジ・赤・黄緑)があり、胸が黄色いことからそう呼ばれているそうです。

網目からこんにちは。ハヤブサってこんなに可愛いんですね。

これはバードゾーン内にあったバナナの木。このような状態を実際に目で見たのは初めてでちょっとした感動を覚えました。
バードゾーンについては以上ですが、紹介出来ていない鳥もたくさんいました。ゴシキセイガイインコなんかは自由に飛び回っていたりするので、特別鳥が好きでなくても観察を楽しめるのではないかと思います。

園内にはパイナップル畑もありました。

出口方面に向かって歩いているとシークヮーサーの木が。シークヮーサーって緑色のイメージだったのですが、この時期は熟してオレンジ色になるみたいですね。このくらいになると生食でもいけるらしいですよ。

!?
まさかヤギに会えるとは思いませんでした。

出口直前に気になる建物が。スタンプを集めて魔方陣を完成させ、4つのしるしも見つけたのなら入ってみましょう。

シーサーに見送られ出口へ。「なんかムーミンっぽくない?」と一緒に行った家族に聞いたのですが、全く同意されませんでした。
さて、ここまで”OKINAWAフルーツらんど”を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
この記事ではフルーツゾーンとバードゾーンのみを取り上げましたが、他に広々としたショッピングゾーンもありました。そこでは上の方で紹介したリラックス感を醸し出しているシーサーも売っていましたよ。
個人的に今回の訪問は楽しめましたが、実がなっていないフルーツがあったのは少し残念でした。これは季節的に仕方ないんですけどね。
もし機会があれば、今度は夏に行って違う雰囲気も味わえたらいいなと思います。