府中運転免許試験場で更新を忘れた免許の失効手続(失効後6ヶ月以内)をしてきた話

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23日に今年一番のやらかし!運転免許の更新を完全に忘れて失効。という記事を書きましたが、昨日お休みをもらえたので失効後再取得の手続きに行ってきました。

僕と同じ状況に陥ってしまった方の参考になればと思い、今回はその手続きの流れをまとめてみることにしました。

*本記事の情報は投稿日時点のものとなっています。

はじめに

失効手続きの流れに入る前に、僕の置かれた状況を簡単に箇条書きにしました。というのも、失効後の日数などによって必要な手続きが異なってくるためです。

・東京都で免許を取得
・住所の変更は無し
・普通自動車第一種運転免許の更新(初回)を忘れて失効
・失効してから6ヶ月以内

この記事で書くのは、「上記のような場合、府中運転免許試験場ではこんな手続きの流れでしたよ」っていう内容です。更新をうっかり忘れて失効し、その後6ヶ月を超えた場合等では手続きの流れが異なるのでお気をつけ下さい。

ちなみに東京における失効手続きは、<府中・鮫洲・江東運転免許試験場の3か所で平日のみの受付>となっているようなのでご注意ください。

持っていったもの

手続きの際に提示・提出を求められた物をリストにしてみました。

・本籍が記載された住民票の写し(コピーは不可とのこと)
・失効した運転免許証
・更新連絡のハガキ(紛失してしまった場合でも再取得自体は可能とのこと)
・証明写真(縦3.0cm×横2.4cm)

証明写真に関しては、試験場にも700円で撮れる機械があったので現地で調達することも可能です。また、指定のサイズに裁断するカッターも置いてあり、僕も使用させてもらいました。

京王線と京王バスで行きました

行き方は色々ありますが、僕は京王線の多磨霊園駅からバスに乗って試験場へ向かいました。多磨霊園駅は普段利用しないためバス停が見つかるか不安でしたが、改札を出ると案内が出ていたため問題ありませんでした。駅からも近く、改札を出て1~2分で到着したと思います。

そして肝心のバスですが、「武蔵小金井駅南口行」というバスに乗りました。僕は8時ちょっと前に乗ったのですが、15分しないくらいで「試験場正門前」に着きました。

他のアクセス方法や周辺の簡単な地図につきましては、警視庁のホームページに載っていたので参考になさってください。

府中運転免許試験場 :警視庁

試験場での流れ

試験場に到着したのは8時15分頃。受付開始時間が8時30分ということでしたが、すでに大勢の人がいました。近くにいた試験場の方に聞いたところ、まず案内窓口に行って指定の用紙を受け取る必要があるとのことだったので、早速並びました。

自分の番になり窓口の人に失効したことを伝えると、失効した運転免許証と本籍記載の住民票の提示を求められました。その後、職員の方から指定の用紙を受け取り、太枠内を埋めて(氏名等の記入と証明写真の貼付)9番窓口に行き「失効です」と伝えてくださいと言われました。

9番窓口に行き、記入した用紙を提出したところ、再度失効した運転免許証と本籍記載の住民票の提示を求められました。そこで本籍地に誤りがないか確認をされ、今度は1番窓口に行って手数料を払うよう言われました。

1番窓口では指定の用紙だけを提示しました。ここで手数料5450円を払うと、次は2番で視力検査をしてくださいと言われました。

2番は視力検査のブースとなっているのですが、僕が行ったときには3~4か所に分かれて実施されていました。列に並んで自分の番になると、やはり指定の用紙の提出を求められます。また、コンタクトレンズを付けている場合はこのタイミングで申し出が必要とのことでした。検査内容は一般的な物で穴が開いている方向を口で答える形式でした。

次は運転免許証の暗証番号の設定です。機械に4桁2組の数字を入力し、ボタンを押すと登録カードが出てきました。すると近くにいた職員の方に、次は6番の失効窓口へ行ってくださいと言われました。

6番窓口では指定の用紙・失効した運転免許証・本籍記載の住民票の提示を求められました。ここでも本籍地に誤りがないか確認されると、近くで座って待っているようにと言われました。3分くらい待っていると名前を呼ばれたので再び窓口へ。

指定の用紙と失効した運転免許証を返却され、次は足元オレンジの線に沿って進んで10番で写真を撮ってくださいとのこと。住民票は返却されなかったので、ここで回収になるのだと思います。

10番に進むと写真撮影のブースがありました。ここでは指定の用紙と暗証番号の登録カードの提示を求められました。何事もなく写真撮影を終えると、次は1号館の2Fへ行って初回講習を受けてくださいと言われました。

ちなみに1号館は正面玄関からいったん外へ出て、左側へ150mくらい進んだところにあります。地図も渡されるので迷うことはあまりないと思います。なお、この時点で9時ちょっと前くらいでした。

1号館2Fに着くと廊下に係の方がいたので、指定の用紙を渡しました。講習は何部屋かに分かれ、時間をずらして行われているようで、待ち時間が長くならないように工夫されていました。

ちなみに僕の待ち時間は10分くらいでした。講習は間に10分の休憩を挟む計2時間にわたって行われ、これが終わると1Fで免許の交付を受けるという流れでした。

普通の人は番号と名字が呼ばれた順に免許を受け取っていましたが、僕のように失効して再取得する人は専用の窓口で受け取る形式となっていました。普通の人は待ち時間が発生していましたが、僕は全く待たずに新しい免許証を受け取ることが出来ました。

このとき時計の針は11時半頃をさしていました。試験場に到着してから新しい免許証をもらうまで、大体3時間といったところでしょうか。思ったより早く終わりましたが、朝一で行ったのが良かったのかもしれません。

終わりに

今回は免許を無事再取得出来ましたが、実のところものすっごく焦りました。あと少しでも気付くのに遅れていたら、失効後6ヶ月(やむを得ない理由なし)のケースに当てはまり、また仮免取得後の段階からやり直すハメになったからです。

それを考えるだけで変な汗が出そうになります。免許取得後1回も運転していないペーパードライバーですからね。

さて、今回更新を忘れてしまった理由として、この完全なるペーパードライバーっぷりが一因となっています。全く運転しないが故に、運転免許証のことを1ミリも気に留めていなかったのです。

もうここ2年くらい財布のカード入れの部分に入れっぱなしになっていました。たまにでも運転免許証を見ていたら…と今になって後悔しています。というわけで最後にひとこと言わせてください。

ペーパードライバーの皆さん!今すぐ運転免許証の有効期間を確認してください!

心から叫んだ後に、もうひとつだけ大切なことを言って終わります。

運転免許証失効後の再取得手続きは失効後の経過日数によって変わるほか、更新手続きが出来なかった止むを得ない理由(病気で入院していた等)の有無によっても変わるなど、その事情によってかなり異なってきます。運転免許証の更新を忘れていたことに気付いた際には、お住まいの都道府県の警察本部や運転免許センター等にお問い合わせの上、手続き方法をご確認下さい。