仙台市の宮城県運転免許センターで更新手続きをしたので流れをまとめてみる

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2019年5月のとある平日、運転免許の更新のために宮城県運転免許センターへ行ってきたので、手続きの流れや所要時間などをまとめてみたいと思います。

なお、所要時間はその日の混雑状況に左右されるため、参考程度に見てもらえればと思います。

※2016年6月17日に公開した記事ですが、2019年に再び更新してきたため文章のリライトを実施しました。なお、記事内の情報は2019年5月時点のものとなっております。

運転免許の更新ハガキが届いた

誕生月の前月、運転免許証更新連絡書が届きました。このハガキは更新にあたり重要な情報がいろいろ載っているのでなくさないようにしましょう。

ハガキが届く時期はまちまちなようで、引っ越しをしたのに運転免許証の住所変更手続きをしていなかったりすると届かない場合もあるようです。(このハガキがなくとも運転免許証の更新は可能です)

ちなみに、現物は以下のようなものです。

▼まず自分自身が更新手続きできる期間、講習区分、手数料、更新後の有効期間、そして更新手続きに必要なものなどが記載されています。

運転免許証更新連絡書の2ページ目

免許センターにおける更新手続きの流れ、講習区分の一覧、そしてIC免許証(暗証番号等の設定)についても記載されています。

運転免許証更新連絡書の3ページ目

なお、僕は今回優良講習で手数料が3,000円だったのですが、各講習の手数料は以下の通りです。

講習区分 費用
優良講習 3,000円(更新手数料2,500円+講習手数料500円)
一般講習 3,300円(更新手数料2,500円+講習手数料800円)
違反講習 3,850円(更新手数料2,500円+講習手数料1,350円)
初回講習 3,850円(更新手数料2,500円+講習手数料1,350円)

講習区分によって講習手数料が異なっているのが分かりますね。これは講習時間の違いからくるものだと思われます。優良講習は30分、一般講習は1時間、そして違反講習と初回講習は2時間となっています。

▼ハガキの次のページには申請場所・受付日・受付時間の案内が記載されています。

運転免許証更新連絡書の4ページ目

免許証の自主返納・運転経歴証明書の申請、運転適性相談、そして持参写真での更新手続き方法(予約制)の案内も記載されています。

運転免許証更新連絡書の5ページ目

▼ハガキの最後のページには失効免許の再取得(受験)※有効期限切れ6か月以内、経由申請(宮城県以外での更新手続き)について記載されています。

運転免許証更新連絡書の6ページ目

ちなみに、僕は東京に住んでいる時にこの「運転免許の失効」というのをやらかしまして、6か月以内という期限のギリギリで再取得をした経験があります。

参考: 府中運転免許試験場で更新を忘れた免許の失効手続(失効後6ヶ月以内)をしてきた話

もし、やむを得ない理由がないのに失効して6か月を超えた場合、仮免取得後の段階からやり直す必要があるので、免許の更新は忘れないように注意しましょう(汗)

宮城県運転免許センターへのアクセス

県警のサイトに免許センターへの公共交通機関を使ったアクセス方法(2019年5月時点)が載っていたので引用します。

○地下鉄泉中央駅から宮城県運転免許センターまで
 ・宮城交通バスで約15分
  *泉中央駅 5-2番乗り場
   運転免許センター経由 松陵ニュータウン行き

○地下鉄八乙女駅から宮城県運転免許センターまで
 ・宮城交通バスで約20分
  *八乙女駅 3番乗り場
   運転免許センター経由 鶴が丘ニュータウン行き
   運転免許センター経由 松陵ニュータウン行き

○JR仙台駅から宮城県運転免許センターまで
 ・宮城交通バスで約50分
  *仙台駅前 6番乗り場
   運転免許センター経由 鶴が丘ニュータウン行き
   運転免許センター経由 松陵ニュータウン行き

https://www.police.pref.miyagi.jp/hp/menkyo/annai/annai_ken.html

バスは今後ダイヤ改正が行われる可能性もあるため、実際に行く前に宮城交通のサイトで確認しておいた方が安心かと思います。

参考までに、2019年7月3日時点における、各駅から運転免許センターまでの運賃をまとめてみました。

出発地 大人運賃 小児運賃
仙台駅前 500円 250円
八乙女駅 190円 100円
泉中央駅 190円 100円

僕は公共交通機関を利用しましたが、無料駐車場(約500台分)もありましたよ。

宮城県運転免許センターへ持っていったもの

さて、ここから更新当日の話をしていきます。

免許センターには以下の物を持って行きました。更新ハガキに必要な物が載っているのでチェックしておきましょう。

  • 運転免許証
  • 更新連絡書(ハガキ)
  • 手数料
  • 眼鏡(←眼鏡等の条件付きで運転免許証をとったため)

今回は優良講習の対象者だったので、手数料として3,000円持っていきました。ただ、交通安全協会に入会する場合は、別途500円/年かかるので注意です。

僕は関係ありませんでしたが、引っ越しをしたのにも関わらず運転免許証の住所変更の手続きをしていない場合は、住民票(6か月以内のもの)や健康保険証、公共料金の請求書などが必要となります。

ちなみに、運転免許証用の写真は持参することもできますが、あらかじめ宮城県運転免許センター(県内の他の免許センターでは不可)に予約(平日のみ)しなければなりません。写真持参に関しては、宮城県警サイトのこのページに詳しく書いてあります。

免許センター到着~収入証紙の購入

免許センター・更新者出入口

受付時間は午前8時30分~9時30分・午後13時00分~14時00分ということだったので、僕は午後から行くことにしました。免許センター内に入ったのは12時50分頃でしたが、既に受付は始まっており、多くの人が証紙購入のために列をなしていました。

参考

前回の初回更新では平日の午前8時20分頃に到着したのですが、そのときも既に受付は始まっていて50人弱の人がいました。混雑解消のために早めに受付を開始する傾向にあるのでしょう。

センター内に入ると、これからの流れが掲示されていました。

センター内に掲示されていた運転免許更新手続きの流れ

僕は更新連絡書(ハガキ)を持っていたので、まず1番窓口(持っていない場合は34・35番窓口)に行きました。そこでハガキと運転免許証を提示して手数料を支払うと、3枚複写の申請書と質問票を渡されました。

この時に交通安全協会への加入をお願いされましたが、お断りしました。

次は隣の2番窓口です。

参考

前回の更新では一度断ったところ「ご加入いただけるならば申請書をこちらで(私どもの方で)お書きしますよ」というようなことを言われました。そして再度断ると「次回はご加入の検討をよろしくお願いします」と言われ、隣にあった2番窓口へと案内されました。

申請書に免許証を複写してもらう

2番窓口では、1番窓口でもらった申請書に持参した免許証を複写する作業をやってもらいました。この時、交通安全協会に加入する人としない人で、さらに細かく窓口が分かれていました。

複写してもらったら記入スペースで申請書と(病気等に関する)質問票を書き、適性検査へ移ります。

適性検査(視力検査)

適性検査は3~5番の窓口で行われます。1列に並んで待機し、順番に空いたところで検査をする感じですね。ただ、非常に混雑していたためか、途中から6番、7番窓口も開けて検査を実施していました。

検査に通ったら、次は33~35番窓口へ向かいます。

参考

前回の更新では視力検査を一発でクリアすることができませんでした。担当の人から「窓口の裏に長椅子があるので座って待っていてください」との指示があり、少し待つと別の人が来て再度視力検査を行いました。両目で装置を覗くタイプではなく、一定距離離れて指し示されたものの向きを答えるというやり方でした。この再検査は無事クリア。正直焦りました。

申請受付

適性検査をクリアした後、33~35番窓口(日曜は37~40番窓口とのこと)で更新の申請をします。申請をします、と言っても先ほど記入した申請書と質問票を回収されるだけですぐ終わります。

申請受付が終わるまで、免許センターに入ってから30分程度かかりました。前回の更新の際には視力の再検査をしながらも15分程度だったので、やはり所要時間はその日の混雑状況に左右されるものですね。

この後は写真撮影です。

写真撮影

写真の撮影は13-15番窓口で行いました。が、適性検査(視力検査)のように自由に列に並ぶわけではなく、館内放送で名前を呼ばれた人から並ぶシステムになっています。

「次にお名前をお呼びする方は免許証を手元に○○番窓口の前へお願いします。□□さん、△△さん、…」というようなアナウンスがあります。

13時20分から待ち始め、13時35分頃に名前を呼ばれました。(前回も写真撮影の待ち時間は15分程度でした)

撮影を終えると、講習場所を案内されました。優良/一般講習は同じ部屋で一緒に受講するようで、場所は撮影場所(13-15番窓口)のすぐ側でした。

講習受講~免許証の交付

優良/一般講習は13時40分から始まったのですが、僕が最後の1人だったようで周りの職員さん(?)らしき人たちが結構慌ただしくしていました。

「受付開始10分前に到着して手続きを開始したのに、13時40分からの講習のラスト1人になるってどうなの?」とは少し思いました。申請受付の列に並ぶ際、あと少しでも後ろだったら次の回にまわされていた可能性が大いにありますからね。

免許センターにいる時間をなるべく短くしたい場合は、受付開始時刻よりも早く到着しておくのがマストなのかもしれません。

なお、講習は13時40分からの30分間、つまり14時10分まで行われました。14時10分になると一般講習受講者は5分間休憩という名目で退室し(14時15分から残りの30分の講習を受ける)、その5分の間に優良講習受講者は新しい免許を受け取るという流れでした。

講習内容は道路交通法の変更点に関する話や、県内で起きている交通事故の傾向の話などがメインでした。

やはり30分という限られた時間しかないため、各々、講習前に渡された交通教本などに目を通しておくように、とのことでした。

交通教本と副教材
参考

前回、初回講習を受けた際は写真撮影後に3Fで受講受付をし、第6講習室で9:25から11:25にかけて受講しました。内容は映像を見たり、事故を起こすことの恐ろしさについて聞いたり、といった感じで、10分間の休憩を途中挟みました。講習後はそのまま部屋で免許証が交付され、終了となりました。

以上、運転免許センターでの更新手続きの体験談を書いてみました。

平日午後12時50分頃に免許センターに着き、新しい免許を受け取ったのが14時15分頃、トータル1時間半弱の滞在となりました。

日曜日なんかは混雑具合がだいぶ違うと思われますが、そこのところはあらかじめご了承ください。