「野菜嫌い」というよりも「香りの強いものが苦手」なだけだったと気付いた

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「嫌いな食べ物は?」と聞かれると迷わずに「野菜」と小さい頃から答えてきました。肉類が好きな一方、家の食事に野菜があれば残してしまうことが多かったためです。

しかし、実家でのとある経験をきっかけに、「野菜嫌い」というよりも「香りの強いものが苦手」だと表現した方が正しいのかもしれないと思ったのです。

その経験とは、洗濯物の匂いで気持ち悪くなったことです。実家で使用している柔軟剤がダメでした。ダウニーのような強烈な香りではなかったものの、僕にとっては非常に強い香りに感じられ、気持ち悪くなってしまったのです。

元々、香水やお店で使っているアロマは苦手なものが多かったのですが、あらためて強い香りのものが苦手なんだと実感。

その時、ふと思いました。

嫌いな野菜も”匂い”が理由となっているのではないか、と。

僕が嫌いな野菜たち

それを確かめるため、嫌いな野菜を並べてみることにしました。
僕の嫌いな野菜の代表例は以下の通りです。

<セロリ>
小さい頃から大の苦手。ほんの少しでも口に入ると涙目になるくらい苦手だった。最近はミネストローネに入っていて煮詰められた感のある小さなセロリなら食べられるように。

<春菊>
これも小さい頃から苦手。すき焼きに入っていてツラい。肉類が入っている食べ物は基本好きだけど、春菊のせいですき焼きはそんなに好きではない。

<三つ葉>
汁物や丼物に入っている三つ葉。親子丼やカツ丼であれば「肉という逃げ道」があるからまだいいものの、汁物に関しては逃げ場がないためツラい。

<大葉(シソ)>
スパゲッティに入っていることのある大葉。東北地方には「しそ巻き」もあるが、小さい頃食べて涙目になった記憶。

<生の玉ネギ>
サラダに入っていることがあるけどツラい。今、食べるところを想像しただけで顔をしかめてしまった。そのくらい苦手。ただ、僕が好きなラーメン屋「俺の空」の豚掛けそばは「肉という逃げ道」があるためセーフ。

<生のトマト>
火を通したトマトは大丈夫だけど生のものはツラい。普通のトマトもミニトマトも両方ツラい。口に入れて噛んだ瞬間涙目になり吐き気に襲われる。外食だと遭遇頻度が高いのもツラい。

……とまあ、こんな感じです。

香りが強いのがダメっぽい

こう並べてみると、やっぱり香りが特徴的というか強い野菜が並んでいますね。

味として苦いのも目立ちますが、苦い野菜の代表格であるピーマンやゴーヤは小さい頃から平気でしたし、むしろピーマンに関しては好きな方かもしれません。そうなるとやはり、香りの強い野菜が苦手だと言えそうです。

そういえば、野菜以外にも苦手な食べものがありました。

・レバー
・あん肝
・シナモン(少量なら可)
・にんにく(少量なら可)

きっと他にもありますが、パッと思いつくのがこんな感じ。

レバーやあん肝は口に入れて噛んだ時に広がる香りが無理です。特にあん肝は過去最大級の吐き気がしました。いいお値段のするお店でそうだったので、質がどうこうではなく体が受けつけないのでしょう。

また、シナモンやにんにくは「ちょっと風味が感じられるかな」くらいならいいのですが、それを超えるとツラいです。

うーん、やはり香りの強い食べ物が苦手なようです。僕は「野菜嫌い」ではなく「香りが強い食べ物嫌い」(語感が悪い)だったようです。

対策

香りが強くても問題なく食べられるようになるのがベスト。しかし、それはちょっと難しそうです。今後、味覚や嗅覚が衰えればいけるかもしれませんが。年を重ねると食べられるものが増えると聞いたことがありますし、実際その経験があります。

とはいえ、それまで待つのもアレなので、僕は息を止めて食べる方法を身に付けました。

鼻をつまみながら食べれば味がしないのでそうしたいのですが、さすがに外食時や他人がいる時には行儀が悪くて出来ません。そのため息を止めて食べることにしたのです。

やり方は…と説明するほどのものではなく、単純に息を止めて噛んで飲み込むだけです。ただ、香りが口の中に残っているので、その流れのまま飲み物も飲むとベターです。

ちなみに、どうしても苦しくなってきたら口で息を吸って鼻から吐きましょう。この時、鼻から空気を吸うと食べ物の匂いを感じてしまうので注意です。もちろん、マナー的にクチャクチャと音を立てないようにすることも大切ですよ。

まあ、さすがに小さい子に息を止めて食べるのを要求するのは難しいので、自分の子供が「香りの強い食べ物嫌い」だったら調理法を考えて対応したいと思います。

……まだ結婚さえしてないんですけどね。