需要あるか分かりませんが、仙台駅で新幹線のホームまで入場する方法を紹介したいと思います。
入場する方法、と言ってもJRの入場券を買うだけなんですけどね。
仙台駅構内における入場券の買い方
電車や新幹線に乗る目的ではなく、単に見送りなどのために在来線や新幹線の改札内に入場するには券を購入する必要があります。
何も難しいことはありません。
駅内のいろんなところにある自動券売機で入場券を買うだけです。みどりの窓口でも買えますが、券売機で買った方がずっと楽かと思います。
券売機で「JRきっぷ」の右下に「入場券150」とあるのでそれを押します。(おとな1枚の場合。こども1枚は70円。)
あとは150円を払うだけです。このタイプの券売機だと現金かICカードでの支払いとなります。
機数は多くありませんが、「指定席券売機」でも入場券を購入することができ、そちらではクレジットカードも利用できます。
支払い後は入場券が発券されるので、その券を改札に通して入場します。
見送りの際はもちろん、改札内のお店だけを利用したいなんて時に購入するとよいでしょう。
入場券に関する注意点
入場券には有効期限があります。JR東日本・JR北海道・JR東海・JR西日本の全駅、JR九州の小倉駅、博多駅では発券から2時間と決まっています。2時間が経過した入場券では改札内に入場できないので、発券のタイミングには気を付けましょう。
なお、改札内入場後に発券から2時間が経過した場合は、超えた時間に対して新たに2時間ごとに入場料金を支払う必要があるので注意です。
また、当然ながら入場券では列車に乗ることはできません。(立ち入ることも不可)
例えば、仙台駅から仙石線の宮城野原駅まで入場券しか持っていないのに乗車してしまったとします。この区間は運賃が150円なのですが、入場券で150円払ってるからオッケー……なんてことにはなりません。
入場券はあくまで入場するための券。もし入場券で乗車した場合はそれとは別に運賃を支払わなければならない、というわけですね。
JR東日本「タッチでエキナカ」は新幹線改札対象外
2021年3月13日より、JR東日本はSuicaやPASMOなどの交通系ICカードで在来線の駅構内へ入場できる(料金は入場金を購入する場合と同じ)サービスを開始しました。
しかし、「在来線」と限定されているように新幹線改札は対象外となっており、新幹線の見送りの際には従来通り入場券を購入する必要があります。
また、「在来線」といえども、私鉄・地下鉄等が運営・管理を行っている駅や簡易改札機しか置いていない駅、JR線と他の私鉄・地下鉄線等との乗換駅に設置している乗換改札口など、対象外の駅や改札口も存在します。
詳しくは、JR東日本ウェブサイトのIC入場サービス「タッチでエキナカ」の利用をご覧ください。
JR各社における入場券の料金
この記事を訪れた方の中には、JR東日本以外の駅での入場券について調べていた方もいるかもしれないので、最後にJR各社の入場券料金を表にまとめて終わりたいと思います。
なお、料金は2021年3月13日時点のものです。
発売エリア | おとな | こども |
---|---|---|
JR北海道 | 200円 | 100円 |
JR東日本・JR東海・JR西日本及び小倉駅・博多駅 | 150円 | 70円 |
東京の電車特定区間内 | 140円 | 70円 |
大阪の電車特定区間内 | 130円 | 60円 |
JR四国・JR九州内 | 170円 | 80円 |