本記事で紹介しているサービスは2019年12月17日をもって新規受付を終了しました。(参考:https://zozo.jp/_help/default.html?cid=50)
「着ていない衣料品が多い!」
引っ越しに向けて部屋の整理をしていた時、そのことに気付きました。好みが変わって着なくなった服、買ったはいいけど着ていない服が思いの外存在していたのです。
「古布」として捨てることも考えたのですが、少しでも引っ越し費用の足しになればと思い、古着買い取りサービスを利用することにしました。
僕が選んだのはZOZOの「ブランド古着買取サービス」。今回はそのサービスを申し込み、現金振込してもらうまでの流れを紹介したいと思います。
※本記事の情報は投稿日時点のものです。
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ZOZOを選んだ理由
古着の買い取りサービスは実に多くの業者が提供しています。有名どころはゾゾ・ブランディア・ブランドゥール・リファウンデーション等でしょうか。
他にも有名なところはあるかと思いますが、僕はこれら4つを比較した結果、ゾゾに依頼をすることにしました。その個人的理由は大きく2つあります。
売りたい衣料品の全てが買取対象だった
はじめに、僕が売ろうとした衣料品は次の通りです。
- アダム エ ロペ – ニット
- NUUR – ニット
- HASH BROWNS – ニット
- ユナイテッド・アローズ – ダウンベスト
- ユナイテッド・アローズ – 半袖シャツ
- ユナイテッド・アローズ – 長袖シャツ
- ビームス – 半袖シャツ
- ビームス – 長袖シャツ
- ナノ・ユニバース – ニット
- ナノ・ユニバース – 半袖シャツ
- シップスジェットブルー – 長袖パーカー
- フリークスストア – 長袖シャツ
- ステュディオス – ボトムス
- Lee – デニムパンツ
- シップスジェネラルサプライ ブーツ
- Dior HOMME – ネクタイ
- tobiuo – バッグ
以上、17点です。
そして、4つのサービスで何点が買い取り可能か調べた結果が次の通り。
- ZOZO:17/17
- ブランディア:3/17
- ブランドゥール:15/17
- リファウンデーション:11/17
目立つのはブランディアの買い取り可能点数の少なさでしょうか。これはブランドとアイテムの種類によって買い取り対象かが決まるブランディアの特徴の表れです。ブランド自体はOKでもそのブランドのトップスはNGなんてことが結構ありました。
ブランドゥールとリファウンデーションはそこそこの結果でした。それぞれのウェブサイトには「取扱いブランド一覧になくても買い取り出来る可能性があるためご相談を」という内容の記述があるため、もしかしたら全部買い取り対象になったのかもしれません。
しかし、わざわざ相談するのは面倒でしたし、何よりZOZOで全て買い取り対象であることが分かっていたため、ブランドゥールとリファウンデーションの利用は見送ることにしました。
(追記:2015年11月14日)投稿日時点ではブランドによって買取不可のものもあったZOZOですが、現在はすべてのブランドが買取対象となったようです。しかし、「ZOZOUSEDで販売できないアイテムはお値段が極端に安くなってしまう可能性があります。」と記載があるように、ものによってはあまり良い査定結果は得られないのかもしれません。
ZOZOは条件付きで身分証不要だった
ブランディア・ブランドゥール・リファウンデーションは身分証(本人確認書類)が無条件で必要だったのですが、ZOZOは条件付きながら身分証不要でした。
その条件は、ZOZO IDを利用して申し込み、かつ買取金額が1万円未満であるというもの。もしZOZO IDを利用しないで申し込んだり、ZOZO IDで申し込んでも買取金額が1万円以上だったりした場合には、身分証が必要になります。
僕はZOZO IDを持っていましたし、買取金額もせいぜい3、4000円がいいとこだと思ったため、身分証が不要なZOZOの買い取りサービスを利用することにしたのです。
(結局、買取査定額が1万円を超えていたので身分証登録したんですけどね。)
取引完了までの流れ
それでは、ここからが本題になります。
申し込み
まず、ブランド古着買取サービス – ZOZOTOWNにアクセスします。
箱をZOZO側からもらいたいという場合は「買取キットを申込む」をクリックし、自分で箱を用意して梱包も済んでいるという場合には「集荷を申込む」をクリックします。
僕は段ボールが欲しかったので「買取キットを申込む」をクリックしました。
ZOZOIDを持っているか否かを聞かれる画面になったので、自分のIDとパスワードを入力し、「ZOZO IDで申込む」をクリックしました。
すると、キットを選ぶ画面になるので、希望のサイズや個数、お届け日時を選択します。僕はLサイズの箱を2つ頼みました。
「買取サービス利用規約」に同意した上で、ページ下部の「同意して内容を確認する」をクリックすると確認画面になります。
内容を確認し、ページ下部にある「確定する」ボタンを押しましょう。
すると申し込み完了画面が表示されます。
取引の進捗状況を「お取引管理」で確認出来るようになりました。ちなみに、この段階だと次の画像のような感じです。
なお、この段階で買取金額が振り込まれる口座の登録が可能になります。僕はZOZOで売ることを決めていたので「口座情報の登録」から早速登録することにしました。
金融機関名や口座番号・名義を入力し、「口座情報を確定する」をクリックすればOKです。
梱包~集荷
さて、買取キットが届いたら次は梱包作業です。
早速開けてみました。
キットには紙も同梱されていました。その正体がこちら。
両面印刷の買取マニュアルです。今後の取引の流れや確認事項が載っているので目を通しましょう。なお、僕が利用した時は査定申込書もありましたが、2015年7月22日より不要になったそうです。もしかしたらマニュアルも無くなっているかもしれません。
では、実際に梱包に移ります。まず、箱を組み立てましょう。
Lサイズ(縦57cm・横37cm・高さ27cm)でこのくらいの大きさです。参考になるか分かりませんが、500mlペットボトルを入れてみました。この箱に買い取ってもらいたいものを詰めていきます。
詰め終わったらお取引管理 | ブランド古着買取サービス – ZOZOTOWNから集荷を依頼します。(ZOZO IDを使わないでサービスを利用している場合は、ZOZOから届く買取キット発送お知らせメールから行えるようです。)
希望日や時間帯等を入力したら「確認する」を押して確認画面へ進み、間違いがなければ「確定する」をクリックします。
あとはヤマト運輸の人が衣料品を詰めた箱を取りに来るのを待ちます。発送時の着払い伝票はその時に持ってきてくれるので、こちらが用意するものは特にありません。
実際に集荷してもらい、ZOZO側に品物が届くと次のようなメールがきました。
これから取引は査定の段階へと進みます。
査定
「お取引管理」を見てみると、査定完了予定日が記載されていました。
その時の混み具合によるのかもしれませんが、僕の場合は到着後4日で結果が出る予定とのことでした。ただ、実際に結果通知が来たのは3日後でした。
届いたメールには査定結果が記載されていたのですが、それを見て驚きました。なんたって買い取り額が12,530円と想像以上のものだったからです。
驚きつつもメールにあったURLをクリックし、その内訳を確認しました。
買取対象の衣料品に付けられた金額はどれも予想より高額。いわゆるセレオリ(セレクトショップオリジナル)のものは「今年出たものじゃないし10円くらいかな?」と思っていたので、数百円の文字が並んでいて驚きました。
実は内訳の下には担当者からのコメントがあるのですが、その件について「セールなどでお求めになりやすく多くのお品物が販売されておりますが、知名度が高くニーズのあるブランドなので出来る限りの定額をご提示させていただきました。」とありました。
買取対象外の衣料品については、汚れや対象外ブランドというのがその理由。長袖シャツは販売元はアローズだったのですが、ブランドが対象外でした。気付かず送ってしまいました。
まあしかし、トータルではかなり満足のいく結果でした。送ったものをすべて買い取ってもらうため、ここから査定結果の確定作業に移ります。
査定結果確定~取引完了
査定結果ページで売るものと返却してもらうものを決めたら、同ページにある「次へ進む」をクリックします。
ここで現金振込とZOZOポイント受取のいずれかを選ぶことが出来ます。ZOZOポイントの方が割高なのですが、付与日より180日しか使えない点に注意する必要があります。
僕は引っ越し費用の足しにしたかったので、現金振込を選択した上で進みました。
すると今度は身分証登録画面が表示されました。1万円を超えたので身分証が必要になるんですね。この登録はウェブ上から行えます。健康保険証等の写真を撮ってアップロードするのは面倒ですが、郵送よりは楽かもしれません。
ちなみにアップロードするとこんな感じです↓
これで確定して進めていくと身分証仮登録メールが届き、査定結果確定のメールも届きました。その後身分証本登録メール、取引確定(完了)メールもまた届きました。メールラッシュですね。
これは取引確定(完了)メールの一部です。振込予定日が記載されており、何も問題が起きなければその日に振込み手続き完了のメールが届くかと思います。
実際に届いた振込手続き完了のメールはこんな感じ。登録した口座情報が間違っていなければ、これで取引の全てが終了です。
そして買い取られた品物は基本的にZOZOUSED(ゾゾユーズド)で販売され、また誰かの手に渡るのを待つことになるというわけです。
おわりに
さて、今回はZOZOが提供するブランド古着買取サービスの体験談を書いてきました。思ったより長くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか。もし、何らかの参考になったならば幸いです!