本記事ではZOZOTOWN(ゾゾタウン)にて購入したアイテムを自己都合で返品したり、不良品を返品したりした際の手順・やり方を紹介しています。
公式サイトにはヘルプページもありますが、実際の手続き画面や受信メールのスクリーンショットを載せることで、より分かりやすいように工夫してみました。
- どんな商品が返品不可なのか分かる
- 返品手続き開始から返金完了までの一連の流れが分かる
- 返品体験談を通して今後あなたが何をすればいいかイメージできるようになる
この記事を読めばきっとZOZOTOWNの返品をスムーズにできるようになるでしょう。
※2014年7月19日に初公開された記事ですが、情報は適宜新しいものに修正しています。(最終更新: 2021年10月6日)
ZOZOTOWNには返品できない商品もある
前提として、僕が購入したのは自己都合での返品が認められていた商品でした。
- サイズが合わない(大きい/小さい)
- 試着したら似合わないように思えた
- イメージと違った(色合いや質感など)
- 注文する色やサイズを間違えた
ZOZOTOWNでは多様な商品が取り扱われていますが、どんなものでも自己都合で返品できるわけではありません。
例えば、次のような商品は返品不可であるとヘルプページに載っています。(不良品の場合を除く)
返品・交換条件について – ZOZOTOWN
- 下着、水着等、化粧品等の衛生商品
- ギフトラッピングを利用した商品
- フィギュア
- 福袋・福箱
- 雑誌
- その他販売ページ上に「返品・交換対象外」の記載がある商品
一番下にある「その他販売ページ上に『返品・交換対象外』の記載がある商品」について、実際の販売ページとショッピングカートページの画像を用意してみました。
基本的に「返品・交換対象外」の記載がなければ返品可能ですが、様々な制約(ルール)が存在しています。
- 事前に返品申請を行っていない商品は返品を受け付けない
- 商品が到着してから8日以上経過したら返品を受け付けない
- 商品に使用感が見られたら返品を受け付けない(洗濯済みもNG)
- 商品に匂いや汚れの付着・破損があったら返品を受け付けない(不良品の場合は別)
- タグや付属品を紛失していたら返品を受け付けない
このあたりはヘルプページに記載されているほか、返品手続きの最中にも画面に表示されて確認を求められます。
僕が返品できたのは、商品受け取り後7日以内に手続きをスタートし、返品不可の条件にも当てはまらなかったためです。
付属の袋 (*1)・付属の箱・タグを捨てたり破ったりしないのも大切ですが、最も注意すべきは返品受付期間内に手続きを開始することでしょう。
*1 商品によっては、外袋(バーコードシール付きのビニール袋)とは異なる「商品の一部としての袋(ブランドの袋など)」が付いていることも。靴を買ったら靴箱が付いてくるイメージ。
商品受け取り後7日を過ぎたら返品できなくなってしまうので、返品しようと決めたら遅れることのないよう即行動に移すべきです。
なお、かつてタイムセールや期間限定セールなどで購入したセール品は返品不可となっていましたが、現在は「返品不可の条件に当てはまらない限り」返品できるようになっています。
ZOZOTOWNで返品の申請をする
手続き開始から順に紹介していく前に、手続き終了までの全体の流れを載せておきます。
- 【注文履歴】から【注文内容の詳細】を経て【返品手続き】のページへ行く
- 返品希望商品の数量や返品理由などを選択・入力する
- 返金用銀行口座情報を入力する(省略されることも)
- ZOZOTOWNからの受付完了メールに従って商品を返送する
- ZOZOTOWNから返金手続き完了メールが届く
さて、返品手続きの第一歩は【注文履歴】へ行くことです。
会員登録をしていればログイン後にメニューから行けます。
また購入後に届く「注文確定メール」からは会員登録の有無によらず【注文履歴】へ行けます。
以降の流れは、スマホサイトのスクリーンショットを用いて順に紹介していきます。PCサイトでも入力項目は同じなのでご安心ください。
それでは早速【注文履歴】を見てみましょう。
画像の真ん中あたりに発送前タブと発送済みタブがありますね。この発送済みタブを押すと、過去に注文して発送が終わった商品の一覧が表示されます。
表示されたら画面をスクロールし、返品したい商品が含まれる注文を見つけて注文詳細・各種手続きボタンを押しましょう。
そうすると次の画像のような【注文内容の詳細】へ移動します。
【注文内容の詳細】では画像内で示している返品・交換の手続きボタンを押すだけです。
実際に返品・交換の手続きボタンを押すと、商品状態の確認を促すポップアップが表示されます。
前項の「返品に際する制約例」に関する箇所で触れたように、状態によっては商品到着後7日以内だったとしても返品は断られてしまいます。
- 商品タグ
- 商品付属の箱や袋
- 商品自体の使用感
これらの注意書きに目を通し、問題がなければ次へボタンを押します。
次へボタンを押すと【返品手続きページ】へ移動することになるのですが、ここでもポップアップにて注意書きが表示されます。
これは本記事の序盤でも紹介した「(自己都合での)返品対象外商品の例」ですね。問題がなければ閉じるボタンを押します。
そうして表示される【返品手続きページ】では、表示される商品の中から返品したい商品を選択し、数量と理由を入力します。
※本記事は服をひとつだけ返品する際の例となっていますが、【返品手続きページ】にて複数商品の返品をまとめて申請することもできます。
ご覧の通り、数量や返品理由の選択肢が表示されています。これは1枚目の画像内の赤枠で囲っているチェックマークを押す(=返品する商品を選択する)ことで表示されるようになります。
当てはまる返品理由をチェックすると、詳細の記入欄が表示されます。理由によって記入が任意なのか必須なのか決まります。記入例も表示されるので簡単ですよ。
数量や理由の選択が終わったら次へボタンを押しましょう。
僕は購入時にクレジットカードで支払ったためか、返金時の銀行振込用口座情報を入力することとなりました。
口座情報入力後に確認するボタンを押すと【返品内容の最終確認】が表示されます。
問題なければ送信するボタンを押しましょう。これで返品の問い合わせは終了です。
問い合わせ後にどんな流れで返品手続きが進んでいくのか、メール内容の紹介を含めて次の項で書いていきますね。
返品の申請後~商品の返送
返品の問い合わせ後、すぐに返信メールが届きました。
以下が僕の受信したメールです。(画像がとても縦長で申し訳ない)
こうした「返品対応期間・送料負担(元払い・発払い)・返送時に入れるもの・返送先・留意点・今後の流れについて」といった項目についてのメールが送られてきました。
「メール受信日を含めて1週間以内に到着するように返送しなければならない」点は注目です。商品を購入して受け取った日から7日以内ではなく、メール受信日から7日以内となっています。
また、利用する配送業者によって返送先が異なる点も注意です。
配送業者の指定はなかったので、僕はヤマト運輸を利用しました。「クロネコメンバーズ」というサービスが便利だったためです。
ネット申し込みで希望の時間帯に自宅に集荷しに来てくれたり、入力した宛先等を送り状(伝票)にして持って来てくれたりもするとのことだったので、今回はそうしてもらいました。(自宅集荷は会員登録しなくても利用可能)
ちなみに、梱包には家にあった手頃な大きさのダンボール箱(ZOZOとは別の箱)を利用しました。購入時のZOZOの箱が妙に大きく、それを使うと宅急便の料金が余分に高くなってしまうためです。
補足:返送方法に関するQ&A
自宅から発送する際のよくある(と想像する)疑問点についてまとめてみました。
- 梱包に使う箱はなんでもいいの?
はい。ZOZOTOWNのと違う箱でも大丈夫です。なんならダンボール箱以外でも無事に届けば問題ありません。 - 別注文で買った物も1つの箱にまとめていいの?
はい。返品可能期間内の商品ならば問題ありません。実際に僕も別日に買った服をひとまとめにする送り方で返品したことがあります。 - 服についていたハンガーも返すの?
はい。ハンガーも服と一緒に入れて返品しましょう。もし入れ忘れたまま返送したら問い合わせをおすすめします。「ZOZO側で受け取り拒否→服が返ってきた→ハンガーと一緒に返送しようにも期限切れで返品できない」なんてことにもなりかねないからです。 - 間違えて着払いで送っちゃったけど大丈夫?
いいえ。自己都合による返品では着払いは認められていません。着払いにしてしまったことに気付いたらすぐ問い合わせするのをおすすめします。これも1つ上の例と同じく、受け取り拒否からの期限切れになる恐れがあるためです。 - 返品をやめるには?
返品のキャンセルや取り消し申請というものはないので、単に返品しないままにしておけば大丈夫です。もし気になるならばZOZO側に問い合わせを介して伝えると良いでしょう。
補足:返品送料を安くするには?
自己都合で返品する際、手数料はかからないものの、送料としてお金がかかってしまいます。
そこで気になるのが「どこが安いの?それはいくらくらい?」「何で送れば費用を抑えられる?」といったコスト面ですよね。
返送料を安くするには、梱包をなるべく小さくコンパクトにすることが大切です。
冬物のコートなんかは正直どうしようもない感じがしますが、安い返品方法を求めるならば次のようなサービスの利用が考えられます。
- レターパックライト
(A4ファイルサイズ・厚み3cm以内・重さ4kg以内・370円) - レターパックプラス
(A4ファイルサイズ・厚み制限なし・重さ4kg以内・520円) - ゆうパケット
(長辺が34cm以内&厚み3cm以内で長辺短辺厚みの合計が60cm以内・重さ1kg以内・厚みによって250円~360円) - 定形外郵便の規格内
(長辺34cm×短辺25cm×厚み3cm以内・重さ1kg以内・重さによって120円~580円) - 定形外郵便の規格外
(長辺が60cm以内で長辺短辺厚みの合計が90cm以内・重さ4kg以内・重さによって200円~1,350円)
個人で手軽に使えるのをピックアップしたら全て日本郵便のサービスとなりました。それぞれの詳細については日本郵便の公式サイトでご確認ください。
さて、料金だけを見たら、ZOZOTOWNへの返品は日本郵便の各サービスを利用すると安く済んで良さそうですよね。
ただ、これらには補償がないというデメリットがあります。
※定形外郵便には書留を付けられますが、その分費用がかかってしまいます。また、定形外郵便は書留(簡易書留含む)や速達にしない限り、土曜・日曜・祝日には配達が行われないというデメリットもあります。
破損・汚損・紛失の際に補償がされないのは痛いです。返品できなくなりますからね。紛失したら手元には何も残りません。
僕のように不安になりがちな方には、日本郵便のゆうパック・ヤマト運輸の宅急便・佐川急便の宅配便といった補償のあるサービスの利用をおすすめします。
これらの料金については、業者・住んでいる地域・梱包物のサイズによって変わってくるので、各自で公式サイトにてお調べいただきたく思います。
少し面倒なので勧めるのは恐縮ですが、安心感を得られますよ。
商品の返送後~返金手続き完了
話題がだいぶ逸れてしまいましたね。返品手続きの流れに話を戻します。
商品を返送した翌日、ヤマト運輸から届け終わったという旨のメールが来ました。そして発送の2日後、ZOZOTOWNから商品が到着したことを知らせるメールが届きました。
これから順次手続きを進めていくとのことです。こちら側は待つだけです。
このメールから2日後、再びZOZOTOWNから「返金手続き完了のご連絡」という件名のメールが届きました。
本文には「上記商品のクレジットカード決済につきまして取消し手続きが完了いたしました」とあります。
はい、これにて返品手続きはすべて完了です。スムーズに終えることができたので良かったです。
返金の流れはヘルプの返金方法についてに記載されているので目を通しておくと良いでしょう。
同じページには「PayPay」「Line Pay」「代金引換」「コンビニ決済」「クロネコ代金後払い」「ツケ払い」「ポイント」といった各購入方法における返金方法についても記載されていましたよ。
なお、もしも受信メールに記載されていた予定日を過ぎても返金されない場合は、ヘルプページから状況確認の問い合わせをしてみましょう。
ZOZOTOWNで不良品を返品した(おまけ)
不良品が届いた際の返品についてもオマケとして書いておきます。ただし、上記の自己都合による返品の流れとほとんど一緒なので画像などは省略します。
商品はシャツ。2018年1月に購入したものです。
不良箇所が分かりやすいように赤線で囲んでます。生地が剥がれている(?)ようでした。
軽いほつれ程度なら気にしないのですが、着用時に目立つ場所がこんな感じになっていたため、返品することにしました。
今回も上で書いている自己都合による返品の時と同じく【注文履歴】→【注文内容の詳細】→【返品手続きページ】と進んで問い合わせをしました。
不良品を返品したい場合は、返品理由として「不良品だった」を選びます。
これは実際に画面を見た方が分かりやすいですよね。僕が実際に返品手続きをしていた画面(PCサイト)を載せます。
不良品として返品する場合は、<詳細>の入力と共に<交換を希望するか否か>を選択する必要があります。
このシャツは商品ページを見ると「在庫なし」の状況でしたが、ダメ元で<交換を希望する>にチェックを入れました。第一希望が交換ではなく返金の場合はチェックする必要はありません。(チェックを入れても在庫がなく交換できない場合は返金)
さて、次のページへ進むと返金先情報を入力することになります。上の自己都合返品で載せているのと一緒です。入力後に確認して送信ボタンを押すと、やはりメールが届きます。
そして同日にもう1通。
メール本文にあるように、交換を希望した商品は在庫が無く交換不可であるため、商品を返送したのち返金してもらうことになりました。
返送の際はメールに記載されている注意事項に気を付けましょう。
自己都合による返品の時と大きく異なるのは着払いで送るという点です。実質送料無料なので梱包の大きさは気にせず、送られてきた時の箱をそのまま使って返送しました。
後日、ZOZOから返送商品の受け取り連絡メールが届き、その2日後にはクレジットカード決済取消し完了メールが届きました。メールの内容は自己都合による返品の時と全く同じであるため、改めて載せることはしません。
返送したものの不良品と認められず送り返される、というケースもあるようなので少し不安でしたが、手続きが無事完了してよかったです。
ZOZOTOWNでマルチサイズ商品を返品した(おまけ)
2020年1月、身長・体重からサイズを選べる「マルチサイズ商品」をセールで買ったものの、どうにもサイズが合わなかったものがあったため返品しました。
返品したのはZOZOオリジナルのデニムパンツとボーダーTシャツです。(現在はどちらも販売終了となってしまい残念)
返品の流れは先述した自己都合での返品とほとんど同じなため詳しく書きませんが、返品理由を選択する際にマルチサイズアイテムについての注意書きがあったので紹介します。
これは「サイズが合わなかった」を理由として選択した際に表示されたもので、無料で返品できる旨が書いてあります。
※返品だけを希望する場合、当然ながら再度購入する必要はありません。
実際、手続きを進めていった後のZOZOTOWNからの返品受付メールでも「着払い」で返送するように書いてありました。
↑着払いということもあり、商品が送られてきた際の箱を使って返送しました。
後日、ZOZOTOWNから返送商品到着の連絡メールがあり、それから2日後にクレジットカード決済取消し完了の連絡メールがありました。不良品の返品で返金してもらったときと同じ流れですね。
今回も無事に返品手続きが完了してよかったです。
まとめ
本記事では、ZOZOTOWNで購入したアイテムの返品方法についてまとめてみました。
- 【注文履歴】から【注文内容の詳細】を経て【返品手続き】のページへ行く
- 返品希望商品の数量や返品理由などを選択・入力する
- 返金用銀行口座情報を入力する(省略されることも)
- ZOZOTOWNからの受付完了メールに従って商品を返送する
- ZOZOTOWNから返金手続き完了メールが届く
以上が全体の流れでしたね。
本記事が「ZOZOTOWNの返品について知りたい方」にとって役立つものであったなら幸いです。
繰り返しのようになってしまいますが、ヘルプページを読んでも不明な点がある場合は気軽に問い合わせることをおすすめします。
聞いてみたらあっさり解決した、なんてこともありますからね。